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その声を聞いて一気に肩の力が抜けた。
あー、緊張した。
AKIRA｢Aちゃん、って、｣
先にはけていたらしいAKIRAさんが映像を確認していて、その後私の顔を見てびっくりしていた。
V.I｢ちょ、Aちゃん、これ見て！早く！｣
V.Iさんに腕を引っ張られてさっきのシーンを再生させられる。
まって、なんかすごい恥ずかしい。
琥珀と李のカメラが影の方へ来たと思ったらそこにいた女は……私じゃない。
いや、私なんだけど、なんていうか、違う。
AKIRA｢え、演技初めて？｣
『はい、初めてです』
V.I｢めちゃくちゃ鳥肌立ったんだけど｣
そう。実は言うと私も。
カラコンを入れているからってのもあるんだろうけど目力が凄くてニヤリと笑った口角が憎たらしかった。
ああ、なんかこれ、楽しい。
演技って違う人にもなれるから凄い楽しい。
演技なら殺し屋にも、殺人犯にも、警察にも、何にでもなれるんだ。
楽しい ───── そう思ったら、今度やる映画が楽しみになってきた。
監督｢じゃあ明日から映画の撮影始まるから。Aちゃんは途中からだけどよろしくね。｣
『はい、よろしくお願いします！』
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ゆうやん - 好きすぎて何回も読んでます！続きが気になりすぎて…。応援してます！頑張って下さい！！ (2018年9月2日 2時) (
レス) id: 923257e9a1 (このIDを非表示/違反報告)
ichika0312(プロフ) - 主人公さんはいきなり臣さんの事が好きになったのですか？ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 09afc1ea42 (このIDを非表示/違反報告)
佐野琴吏(プロフ) - このお話大好きです！！応援してます！！ (2018年7月28日 20時) (レス) id: ba364fc6bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2018年7月28日 20時
