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──────── 1月10日

朝早くに逸さんからの鬼電で目を覚ました。その時間は朝の4時で。

眠ったのは2時だったから嘘だろ…って唸りながら起き上がる。


柿沢“朝早くに悪い。6時に迎えに行くから準備しろ”


そんな事務的な連絡でブツリと切れた電話。

まじか、やば。ってまだ眠ってる頭を振って考える。つまり逸さんはもっと早くから起きてたってことだからすげぇなあの人。

よいしょって起き上がって早々にシャワー室へ行き、熱々のお湯を頭から被る。


『……お腹空いた、』


逸さんから言われたことがあって、それはみんな(モデルさんたち)共通らしく、朝ごはんはサラダボウル、お昼は炭水化物ありのごはん、夜は炭水化物なしのなにか。

らしく、到底私には無理の生活。

クッキーは?アイスティーは?って聞いたら冷たい目で


柿沢「それくらい我慢しろよ馬鹿」


って怒られた始末だ。辛い。


柿沢「食べても月に3回、飲んでも月に1回」


ニヤニヤしながら言ってたからあの人はきっとドSだ。

食べたい飲みたいを必死に我慢してサラダを食べる。こんな草の何が美味いんだ。

ドレッシングかけたらその味だけど意外とドレッシングってカロリーあるんだよね知らなかった。

やば、胡麻味うまうま。

ってのんびり食べながら大量に溜まったLINEの返事をしてたらあっという間に6時前に。


『……行かなきゃ、』


携帯と財布を引っ掴んでそこら辺にあったカバンの中に突っ込んで外へ出る。

もう既に逸さんの車がいてダッシュで下へ降りる。

やべぇやべぇと焦りながら降りれば涼しい顔してサングラスかけた逸さんが運転席で寝ていた。

え、これ起こしていいんだよね。起こさなきゃ私乗れないよね。

って戸惑ってたら助手席に座っていた漆ちゃんが私に気が付いたみたいでドアを開けてくれた。


結城「おはようNANAちゃん。」

『おはようYUKIちゃん』


そっか、プライベートじゃないからYUKIちゃんなのか。


結城「車の中でメイクしちゃうから座って!」


すごい。車の中でメイクなんてできるんだ。


結城「NANAちゃんお肌綺麗だよね」

『え、そう?』


そんな会話で目が覚めたのかサングラスをそのままに車を発進させた。


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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , LDH   
作品ジャンル:恋愛
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かな - 面白かったです! (2019年1月29日 18時) (レス) id: fd5468e854 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんな面白くていい作品に低評価、頑張ってください! (2018年8月4日 21時) (レス) id: 43e3ea1deb (このIDを非表示/違反報告)
りさ - すごい面白いです!楽しみに待ってます! (2018年7月26日 15時) (レス) id: 6df2b7b20d (このIDを非表示/違反報告)
fs - とっても面白いです!しかも、9.8は評価高いですよ!これからも更新頑張ってください! (2018年7月25日 22時) (レス) id: c28a4b82ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2018年7月15日 15時

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