シンデレラにはなれない 【登坂広臣】

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びっくりした顔をこっちに向けて目をぱちぱちさせた数原くん。

え、なに、なんか怖い、なんで。




数原｢おま、……は？｣

『え？(笑)』




そんなにびっくりされると笑っちゃうんだけどやめてくれます？()




数原｢お前ほんとに…トレーニングしたことないん？｣

『ないです。断言できます。したことないです。』

数原｢……ありえん、世の中の女男共はなぁ！スリムな体型を目指して汗水垂らしながら日々トレーニングに励んでるんやぞ？！？！｣

『……はぁ、』




なんか急に怒り出した怖い。


ツインタワーの2人めちゃくちゃ笑ってるし。笑ってないで助けてよ。おい。




大樹｢あ、Aちゃん！おはよう〜｣




どうしていいか分からなくて戸惑ってたら入口の方からタオルとお水持って現れた救世主兼マイ天使が降臨した。




『大樹くん！！！助けて！！！』

大樹｢え？どうしたの？｣




スピナーから降りて大樹くんに駆け寄って大樹くんを盾にすればまた何か吠えてる数原くんと笑ってるツインタワー。

どうしてこうなったかを説明したら大樹くんはさっきの数原くんみたいに大きな目をより大きく見開いて固まった。なんで。




大樹｢……Aちゃん、トレーニングしたことないの？｣




もう！！！！！何回目だよこの質問！！って叫びたくなって項垂れた。

まさかその様子を岩田さんが見ていて、しかも動画を撮っていて、しかもそれをmobileにアップしていたなんて知らなかった。






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