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岩田さんと別れて指定された場所に行ってみれば女の子が1人部屋の中にいた。

私を見るとパァっと顔を明るくさせて駆け寄ってきた。




結城「はじめまして!NANAさんのスタイリスト兼ヘアメイクを担当させていただく結城 漆(ユウキ ウルシ)と申します!よろしくお願いします!」




……漆ちゃん、なんて可愛い名前なんだろう。背が小さくて思わず頭を撫でてしまいたくなるような可愛さ。




『こちらこそ、よろしくお願いします!』

結城「あの、私NANAさんの1個上なんですけど…敬語なしにしませんか?って、タレントさんにこんな事言うのダメかもなんですけど苦手で…」

『え、年上なんですか?!……年下だと思ってました、すみません!タメ口にしましょう!』

結城「あぁ、やっぱりそう思いますよね…(笑)よく言われるんです。」




漆ちゃんは裏表が無くてすごくいい人って思わせてくれて右も左も分からない私に全てを教えてくれた。







結城「でもAちゃんってすごいね」




漆ちゃんと決めた事がある。

それは、プライベートの話をする時はお互い名前で。Aちゃん、漆ちゃんって呼び合う。


で、仕事の時はNANAちゃん、YUKIちゃんって呼び合うって。



Aちゃんって呼ばれたってことはプライベートの話をしてるってことで。




『……?何がすごいの?』

結城「……え?知らないの?」

『なにが?』




キョトンとすれば漆ちゃんもキョトン…というより固まって目を見開いた。




結城「Aちゃんほどのスピード出世はいないんだよ?それに、こうやってアーティスト1人1人にスタイリストとかメイクの担当がつくことはないの。

稀にあるけどそれはかなりのエリートとか……ここで言うEXILEとか!」

『……そんなに、私すごいの?』

結城「だってEXILEだよ?!」

『……EXILEってそんなにすごいの?』




はぁーってため息をついて大げさに机に突っ伏した漆ちゃんに焦る。




結城「もう!こうなったら1から教えるから!ちゃんと覚えておいてね!!!」




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約20分後




『……ええええええ?!まって、EXILEってそんなにすごいの?!』

結城「アホだよね?Aちゃんって絶対アホだよね?」

『知らなかった、ごめんなさい…』




EXILEってとりあえず凄いってことが分かってびっくりする。









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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , LDH   
作品ジャンル:恋愛
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かな - 面白かったです! (2019年1月29日 18時) (レス) id: fd5468e854 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんな面白くていい作品に低評価、頑張ってください! (2018年8月4日 21時) (レス) id: 43e3ea1deb (このIDを非表示/違反報告)
りさ - すごい面白いです!楽しみに待ってます! (2018年7月26日 15時) (レス) id: 6df2b7b20d (このIDを非表示/違反報告)
fs - とっても面白いです!しかも、9.8は評価高いですよ!これからも更新頑張ってください! (2018年7月25日 22時) (レス) id: c28a4b82ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2018年7月15日 15時

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