3 ページ8
幼い頃の記憶は、失くなっていく。だけど幼い
時に受けた傷はいつになっても消える事を知ら
ない。それは純粋な何も知らない子供に罵声を
浴びさせたら、その子供は愛情を知らないまま
育ってしまったら、人間形成がなくなり人の気
持ちが分からなくなる。そしてその子は一人ぼ
っちなっていく。
母 (なんでお兄ちゃんはこんなに格好いいの
に、お前はブスなんだろうね。)
兄 (お前のせいでいい恥さらしだよ)
五関 (あぁ、ごめん。その資料はどこだけ？)
良亮 (しっかりしてよ！晃一 笑)
五関 (老化現象だよ 笑)
良亮 (そんなに年じゃないでしょ 笑)
まったりとした午前中にそんな事を話してい
た。やっぱり冗談言い合える仲はいいなぁなん
て思っていた矢先だった。
祥太 (誰かヘルプ！！)
祥太が珍しく慌てていて、ヘルプの声を聞いた
二人は急いで声のした方向へ急ぐと祥太が辰哉
の事を膝の上で押さえつけていた。
五関 (何があったんだ！)
祥太 (辰哉手芸用の針、口の中にいれてる！)
それを聞いた良亮は急いでゴム手袋を履き辰哉
の口の中に手を入れようとした。
五関 (まて！変に手を突っ込んだら飲み込むか
もしれない)
五関は慌てている良亮の隣に座り口を思いっき
り閉じている辰哉の鼻をつまんだ。呼吸が出来
なくなり一瞬、口を開けた辰哉の顎を手で固定
した。
良亮 (晃一、針が舌に刺さってる。浅いけど病
院に連れてった方がいいかな)
良亮は針を抜くと傷口を五関に見せた。
五関 (いや、これくらいなら大丈夫だろう。
後は頼んだよ。祥太)
五関は一旦その場から離れ、大介のお試しの準
備をしていた。
良亮 (この時期だよね。辰哉の自称行為が激し
くなるの‥なんでだろうね。)
五関 (とりあえず今は祥太に任せよ)
五関は大介の書類をひとつ一つ、まとめた。
それを見た良亮も書類整理の手伝いをした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 902人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
珊瑚(プロフ) - 涼香さん» ありがとうございます！続きを楽しみに待っていたください (2021年1月3日 21時) (
レス) id: 7cbf2084c2 (このIDを非表示/違反報告)
涼香 - とっても大好きな話です！本当に全員養子にするの辞めてしまうんですか？私的には全員養子にしてもらいたいです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2021年1月3日 14時) (レス) id: 84fc06f980 (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚(プロフ) - Yuriさん» ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2020年12月23日 11時) (レス) id: 7cbf2084c2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！とっても大好きなお話なので、これからも更新頑張って下さい！！ (2020年12月23日 2時) (レス) id: 2467065cee (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚(プロフ) - まり姉さん» まり姉さん、いつもありがとうございます！感謝しかないです (2020年12月18日 1時) (レス) id: 7cbf2084c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：籠目 | 作者ホームページ：http://Cinderella
作成日時：2020年12月4日 22時
