31*赤面と視線 ページ34
夕食・厨房…──
坊ちゃんが夕食を食べている間私達使用人はセバスチャンさん以外は暇←
シェフは炭作りの達人だし 薄暗くなった屋敷での
メイド仕事は大変だし 暗くなった庭の手入れは難
しい…要するに ろくに仕事ができないわけで…
暇。←
でも私達より上の立場であるタナカさんやセバス
チャンさんを差し置いて食事なんてもっての他…
あれ?そう言えばセバスチャンさんが食事する所
見たことないな…時間が合わないだけ?
セバスチャンさん…ぼんやりと思い浮かべた
──『一緒に寝てさしあげましょうか?』
貴)「///ッ!!」
バカ!何思い出してるの私!セバスチャンさんを思
い浮かべたら厨房にいるせいかこの間 扉に追い
詰められた時のことを思い出して赤くなる
貴)「(私のバカ!///)」
バ)「? どーしたA?顔赤いぞ?」
貴)「な 何でもありません…!;」
私は赤い顔を隠すため 傍らに置いていた本を開く
フ)「?? なぁにそれ?」
メ)「あ 確か書斎掃除の時にもAさんその本を…」
バ)「よっ…と!」
貴)「あっ!」
バルドさんが私の本を奪い取った
貴)「返して下さい( >_<)ノ!」
バ)「童話か…白雪姫 美女と野獣 ピノキオとシ
ンデレラ…その年で童話たァ Aもまだまだ
お子様だな((ニヤ」
貴)「セバスチャンさんと似たようなこと言わな
いで下さいよ!//」
メ)「でもどうして童話を?」
貴)「私の母は色んな童話を聴かせてくれたんです
けど…シンデレラは名前も初めて聞く童話だった
から興味があったんです それでセバスチャンさ
んに言って貸していただいて…^^」
フ)「そっか…気に入るといいね シンデレラ」
メ)「きっと女の子は気に入るお話ですだよ!」
貴)「さっそく今夜読んでみます^^」
バ)「夜更かしもほどほどにしとけよ?お嬢ちゃんw」
貴)「どーも(-_-#)」
本を受け取り心のこもらないお礼を一言
すると 厨房の扉が開く
セ)「貴方たち!駄弁ってないで片付けくらい動いて下さい?」
4)))「「はい/はーい♪/はいですだ!/へーい」」
口々に返事をして本日最後のお仕事に取り掛かった
貴)「…」ジィ…
セ)「…? 何か?」
貴)「ハッ///))いえ!//」
隣でお皿を洗うセバスチャンさんに目が行った
あんなこと思い出したせいで妙に意識して…//
でも 本当に不思議な人…目線こそ剃らしたもの
の 私の頭はいつの間にか彼のことばかりだった
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黒妃 - ☆くうちゃん★さん» 未定です((←というか多分ないと思います (2015年1月23日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
☆くうちゃん★ - この小説って誰オチですか? (2015年1月22日 21時) (レス) id: 755fd59f34 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 暁さん» ありがとうございます(*´∇`*)週末辺りには何話かまとめて更新できそうなのでそれに向けて両立頑張ります♪ヽ(´▽`)/ (2015年1月5日 20時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 続きがとっても気になります!更新とお勉強頑張ってくださいね!応援しております♪ (2015年1月5日 19時) (レス) id: 2a89ffd64a (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - リリアンヌさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて安心しました( ̄▽ ̄ )応援感謝です(^∧^) (2014年12月29日 21時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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