28＊上の空 ページ30
昼…──
私は厨房で皿を洗いながら上の空だった
坊ちゃんとセバスチャンさんから説明された
カリバンさんが“竜(ﾄﾞﾗｺﾞﾝ)”でお嬢様が天使と
悪魔の中間だなんて…
ついでにミスト・ガーデンとかいう土地で起こ
ったことも大まかにだけど聴いた
何だか信じられないことばかりで聴いているだけ
なのに無駄に壮大な冒険をしている気分になって
しまった
──『後で話がある 僕の部屋に来い』
そう言われたけど…薄々見当はついている
きっと何があったかとか…誰か知っているのかと
かそんなことを訊かれるんだろうな…私がここに
来るまでに起きたことも…だとしたら…
街で襲われたことも言わないといけないかな?
そりゃあ言えば不安も紛れるかもしれないけど…
やっぱり追い出されるのが怖い
こんな状況で見放されてしまったら私はいったい
どうなるのだろう?またあんなことになっても私
にはどうにかできる気がしない…もし捕まったら
今度こそ本当に…お母さんみたいに…──
セ)「……さん…Aさん?」
貴)「!! あ…セバスチャンさん…(・・;)何ですか?」
セ)「いえ 上の空だったので声をかけただけです」
貴)「…ごめんなさい…つい＾＾;」
セ)「…そうですか 気を付けてくださいね 気を
抜いていてお皿を「うわぁぁ!!;;」((ｶﾞｼｬｰ…ﾝ!!))
…割らないように(-_-;)」
廊下から食器の割れる音(・・;)
セ)「メイリン!廊下は走るなといつも…!!(怒)」
メ)「ひぃぃｯ!!ご、ごめんなさいですだ!!;;」
あ、メイリンさんか…
貴)「(確か坊ちゃんは今日、ダンスレッスンだっ
たはず…終わる頃には夕方…その後も書類とかで
忙しそうだし…)」
夕食の後に部屋に行こう
私は再びお皿と向き合った
シエル自室…──＜セバスチャンside＞
──ｺﾝｺﾝ
セ)「失礼いたします」
シ)「(-""-;)」←
そこにはげんなりした表情の坊ちゃん
セ)「午後の紅茶(ｱﾌﾀﾇｰﾝﾃｨｰ)をお持ちいたしました
しっかりなさってください ダンスレッスンの後
にマダムが帰られて毎回そんな脱力なさっている
ようではいけませんよ」
シ)「ダンスなんて…;;」←
やれやれ…坊ちゃんと来たら
ダンスの才能が皆無なだけに飽きたらず
ダンスに恨みでもあるんでしょうか?←
セ)「本日は坊ちゃんの大好きなオーチャードフ
ルーツケーキです＾＾」
シ)「ん…手紙は送ったか?」
セ)「明後日には届くかと」
坊ちゃんは紅茶を飲んで頷いた
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黒妃 - ☆くうちゃん★さん» 未定です((←というか多分ないと思います (2015年1月23日 7時) (
レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
☆くうちゃん★ - この小説って誰オチですか? (2015年1月22日 21時) (レス) id: 755fd59f34 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 暁さん» ありがとうございます(*´∇｀*)週末辺りには何話かまとめて更新できそうなのでそれに向けて両立頑張ります♪ヽ(´▽｀)/ (2015年1月5日 20時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 続きがとっても気になります！更新とお勉強頑張ってくださいね！応援しております♪ (2015年1月5日 19時) (レス) id: 2a89ffd64a (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - リリアンヌさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて安心しました(￣▽￣ )応援感謝です(^∧^) (2014年12月29日 21時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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