【2j3j】煙草から始まる恋もいいんでない？【lrn】 (ページ20)

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今、僕は最高に気分が良い。

いつもは嫌になるくらいキツい部活も、その後に待ち受ける6本連続収録だって疲れを見せずなんならいつもより元気にやり切り、甲斐田達から不審がられようと全く気にならないくらいとにかく気分が良い。

なんていったって今日は久しぶりにお姉ちゃんと会えて、一緒に夜ご飯を食べに行ける日なのだから！

最近はお姉ちゃんが論文をまとめるのに忙しかったらしく、ここ1、2ヶ月程会えない日が続いていた。本当であれば家族全員で行こうと言っていたのだが、僕以外の皆何かと忙しいようで予定があわずせっかくだから2人で、という流れで今日に至る。残念なのに変わりはないが僕は大好きなお姉ちゃんと会えること自体が嬉しくてたまらないのであまり問題ではないのだ。

未だやかましい甲斐田やふわっちをあしらっていると

もうすぐ着くよ。

とお姉ちゃんから連絡が。さぁ面倒くさい大人達を振り切って外に出て待つとしよう。

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kid「あー、もちさんいっちゃったよ」

kgm「しかしいつも不機嫌全開のあの人があんなに機嫌が良
　いだなんて、一体何があったんでしょうね…」

fw「俺には分かるでもちさん…ありゃ女だな…」

kid「ええ！うそだああのもちさんに女ｧ⁈」

kgm「確かに剣持さんも健全な男子高校生ですからねぇ、」

fw「もちさんにも春が来たんやなぁ」

kid「今ならまだ追いつくんじゃ⁈見に行きましょうよ、もちさんの彼女ってのを！」

fw「お前もたまには良いこと言うやんか甲斐田ぁ！よし行くぞ！！」

kid「たまにはって！ひどいよアニキｨ！」

kgm「ちょ、待ってくださいよ！
　 …本当にいいんですかねぇ」