検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:6,598 hit

6 ページ6




深 「続きましては、この男。
甘いマスクにご用心、迂闊に近付くと大火傷。
ファイヤーパフォーマー!レン!」






キャー!!!!!!!!!






会場には、女性達の悲鳴に似た叫びが響き渡る




「え!なに!?」

阿「きっと、もう既に何度か通われてる女性達だろうね笑
ほら、見て。とんでもないイケメンが出てきたよ笑」






ステージに出てきたのは、黒いレザーパンツに黒いリストバンドを付け、これまた上裸の男





阿「彼も中々いい筋肉してるなぁ」

「阿部、見ている所がちょっと違わないかしら?」

阿「えぇ?笑」






彼は、長い棒の両先に炎を灯し


まるで体の一部かの様にあちらこちらに振り回す


投げては掴み、足の甲に乗せて蹴り上げる





途端に炎が大きく燃え上がり


長い棒は彼の手にスっと落ちる






その棒をアシスタントへ渡し、受け取ったのは



2本のロープの先に炎が灯るヨーヨーの様なもの



それを大きく振り回すと綺麗な炎の輪が2つ出来上がった







深「さて皆様、最後の大技!心も体も、燃えないようにご用心!」







レンは右手に持った轟々と炎が燃える棒を口元へと運ぶ




リングマスターがパチンっと指を鳴らした瞬間





ぶわぁーっと彼の口から炎が吹き上がる





キャー!!!!!!!!!
うおぉー!!!!!!!!




悲鳴を上げる女性達と、驚きの声を上げる観客。




客席へ一礼し、手を振りながらステージを後にするレン。




卒倒してる女性もチラホラ。






「阿部!阿部!口から!口から炎が!!熱くはないのかしら!?」

阿「いや、熱いはずなのに1度もあのイケメンのすまし顔が崩れなかった事に俺は驚いてるよ」

「あら、女性が運び出されてる・・・」

阿 「あのイケメンに心を燃やされちゃったんだね笑」

(なんだか、物凄くキザな事言ってるわね・・・)

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , snowman , スノーマン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年1月15日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。