☆ ページ22
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薮「いやいや、なんでだよ？せっかく誘ってくれたのに」
知「やだよ、あの二人がイチャイチャしてるの目の前で見るの」
薮「知念もイチャイチャすれば良いだろ？」
知「僕、今落ち込んでるから無理」
薮「お前なぁ〜…」
宏太の言葉を遮るようにわざと音をたてて箸を置き、立ち上がった。
知「…ごちそうさま。僕、帰るね。お弁当とビールありがと」
薮「え？あ、送ってく…」
知「僕、一人で帰れる」
勝手に出て行こうとすると宏太に腕をガシッと掴まれた。
薮「一応人気アイドルなんだから。何かあったら困るだろ？駅まで送ってく」
知「僕、もう大人なんだけど」
薮「大人でもちっちゃいし可愛いから危ないの」
そう言っていつものフニャフニャ笑顔で笑って僕の頭をまたポンポンした。
結局、宏太は駅まで歩いてついてきてくれた。
知「送ってくれてありがと、宏太。おやすみ」
薮「知念」
知「ん？」
薮「…たまには素直になるんだぞ」
知「…そっちこそ、自分のせいで悲しんでる人がいるってこと、たまには思い出したら？」
そう言ってやったら宏太は微妙な顔で笑った。
ちょっとだけ、ざまぁみろって思った。
電車に揺られながらスマホを見ていると涼介からメッセージが届いていることに気がついた。
開けてみると楽しそうな写真、写真、写真…
どれも涼介の横に写っているのは圭人で、僕じゃない。
ついこの間までそこは僕が占領していたのに。
嫉妬心がふつふつと湧いてくる。
君の作る美味しい料理も、スイーツを美味しそうに頬張る時の笑顔も、君の隣も、全部、僕のものだった。
ついこの間までは。なのに…
知「なんで…？」
君の隣は僕のはずなの。
圭人じゃなくて、僕のはずなの。
なのに何で圭人を選ぶの、涼介。
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ちゆひあにゃん(プロフ) - 優子さん» いつもコメントをくださり嬉しいです！ありがとうございます！これからどんどん他のメンバーも登場するので楽しみにしててください！(o^−^o) (2016年12月31日 12時) (
レス) id: 0a49e2f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。これから宏太君と光君と慧君と裕翔君どうなるか？気になります。 (2016年12月31日 7時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆひあにゃん(プロフ) - カフェモカさん» 読んで頂き、ありがとうございます！遅筆なので更新は遅いと思いますが、これからも頑張ります！ (2016年8月16日 0時) (レス) id: ce5c6fe42f (このIDを非表示/違反報告)
カフェモカ - 面白いですね！これからも頑張ってください！応援してます！ (2016年8月15日 10時) (レス) id: bb2b83d902 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆひあにゃん(プロフ) - 優子さん» さっそく読んで頂けて嬉しいです！色んな人目線で色んな話が入ってくる予定です。これからもぜひ、よろしくお願いいたします！ (2016年8月14日 11時) (レス) id: ce5c6fe42f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゆひあにゃん | 作成日時：2016年8月9日 15時
