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伊「…条件？」
裕「そ、条件。条件付きでならそのお願い、聞いてあげるって言ってんの」
裕翔の笑顔はいつも通り爽やかで、思わず耳を疑う。
伊「え、なに、恐喝してんの？」
裕「そんな言い方しなくてもいいじゃん。別に大金寄越せとか、そんなバカなこと言わないよ？」
伊「え、金じゃないの？」
裕「うん、もっと簡単なことだよ」
良かった。とりあえず金ではないらしい。
こんなことでこれからずっと裕翔に金をせびられるようになったら堪ったもんじゃない。
伊「金じゃないなら何？俺に出来ることなんて他にある？」
裕「あるよ、ぴったりなのが」
ぴったり？どういう意味で？
ぐるぐる思考を巡らせていると後頭部に回されていた手が頬を滑って顎に降りてきた。
そのまま顎をグッと持ち上げられて裕翔と目が合った。
裕「いのちゃんが俺の相手してくれるなら、いいよ」
伊「…は？」
裕「だから、いのちゃんが俺とヤってくれるならいいよって言ってんの。今日ヒマなんでしょ？」
いや、意味が分からない。俺が？裕翔と？
俺が知ってる裕翔はこんなやつじゃなかったはずだ。
知らない。こんな裕翔、俺は知らない。
伊「おまえ…まじでなに言って…」
裕「良いの？バラすよ？」
勝ち誇ったような笑顔で見下ろされて何も言えなくなる。
今の俺に拒否権なんてものはなかった。
伊「…分かった。裕翔の相手、してあげる。だから、誰にも言わないで」
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ちゆひあにゃん(プロフ) - 優子さん» いつもコメントをくださり嬉しいです！ありがとうございます！これからどんどん他のメンバーも登場するので楽しみにしててください！(o^−^o) (2016年12月31日 12時) (
レス) id: 0a49e2f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。これから宏太君と光君と慧君と裕翔君どうなるか？気になります。 (2016年12月31日 7時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆひあにゃん(プロフ) - カフェモカさん» 読んで頂き、ありがとうございます！遅筆なので更新は遅いと思いますが、これからも頑張ります！ (2016年8月16日 0時) (レス) id: ce5c6fe42f (このIDを非表示/違反報告)
カフェモカ - 面白いですね！これからも頑張ってください！応援してます！ (2016年8月15日 10時) (レス) id: bb2b83d902 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆひあにゃん(プロフ) - 優子さん» さっそく読んで頂けて嬉しいです！色んな人目線で色んな話が入ってくる予定です。これからもぜひ、よろしくお願いいたします！ (2016年8月14日 11時) (レス) id: ce5c6fe42f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゆひあにゃん | 作成日時：2016年8月9日 15時
