検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:352 hit

1−2 ページ2




br「はいはーい!君たちおじゃまだよ〜。」



“どいてどいて”と言いながら割り込んで近づいてくるぶるーく。

私の周りにいた男子から気にせず奪うように手を引っ張って、他のメンバーの元へと歩いていく。


女子のところ行きたくないんですけど!?

ぶるーくさん、私が女子にいじめられてること知ってるよね!?



kn「ごめんね〜、俺たちもう行かなきゃだからまた後でね。」


わぁ〜さすがきんとき、イケメンだな〜。(棒)
ファンサービスは怠らないんだね。



「なんであいつがいんの?ムカつく。」


「私たちのなんだから気安く触れてんじゃないわよ。」




やっぱりそうなりますよね、知ってます。

多分聞こえるようにわざと言ってるんだと思うんだけど……


どうせ嫉妬してるんだ、

同担拒否って言葉最近よく見たり聞いたりするけど、ただの幼馴染なだけ。

付き合ってるの?とかたまに聞かれたりするけど付き合ってはない。

個人的に長く一緒にいすぎてこの6人は恋愛対象にはならないかな……



『シャークん、スマイルもおはよ〜』


shk「ああ、おはよ。」


sm「はよ、今度からもっと早く来いよ。」


kr「お前が言うなよ、一番遅かった奴が、笑」


sm「彼奴らの対応めんどくせーし、」


shk「ほんとにそう、めんどくせーんだよな……」


kn「俺らにあの人たちの対応押し付けんなよ」



この春から高二になるけれど、彼らは同じ高校の生徒、同級生はもちろん、年齢問わず逆ナンされることが多い。

逆に私もさっきみたいな感じでナンパされることはある。

年齢問わずと言ったら普通に成人超えてて来る人達は犯罪だけど、だいたい彼らが助けてくれるし、電車内でも、×漢されないようにと私が席に座り、日替わりで隣に2人座って、前に4人が私を囲うように立つことになっている。

今日はぶるーくとスマイルが隣に座り、左からシャークん、なかむ、きりやん、きんときの順で前に立っている。


正直そこまでする必要あるかな……?って思ってしまうくらい。

br「Aちゃんは女の子なんだから!準備とか大変だもんね?」


『うん、まぁでもずっとやってるから慣れてるけどね。』


br「頑張っておめかししてるの可愛いなぁ……ずっとそのままでいて……」


『ぶるーくさん、近いでーす…』


nk「ぶるーく、ルール違反でーす。」


br「ええー、なんで〜??」


ルール違反?はよく分からないけど、なかむのおかげで助かった。

出来れば公共の場で抱きつくのはやめて…

1−3→←1−1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:白尾 , wt , ワイテルズ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちありの。 | 作成日時:2024年3月29日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。