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mg side
ru「めーめー！」
mg「ラウ？もう起きたのかよ」
ru「起きれた！今下行く！」
上からの声に顔を上げたら、さっきふっかさん達がしてたみたいにラウが柵みたいなのに手を置いてこっちを見てた。昨日辺りから動けるようになったとはいえまだ病み上がりだし1人で歩かせんのは怖いと思って手を貸しに行こうと思うけど、佐久間くんに服を引っ張られる。
sk「めめー？もう忘れたの？めめは基本安静！なんだからね！」
kj「ラウ！手貸しに行くから待っとき！」
ru「え、めめどうしたの？」
kj「また火傷酷くなってんで。しかも黙ってた」
ru「は!?前にあれだけ言ったのに！めめ！だめだって言ったでしょ！」
文句を言いながら、康二の手を借りてラウが下りてくる。つか、あいつまで過保護かよ。逆じゃね？
dt「ほらね、隠してた方が面倒じゃない？」
mg「…そうっすね。ってか舘さん、どこで見てたんですか。今めっちゃビビった…」
dt「賑やかだったから、部屋にいるのも勿体ないと思って。上から見てたけど、さすがの目黒も3階は気付かなかったか」
mg「いつ下りてきたんすか」
dt「3人が帰ってきた頃かな」
mg「気付かなかった…」
dt「そーっと下りてきた」
いつの間にか横にいた舘さんに割とガチでビビった。いないな、とは思ってたけど、ちゃっかり見てたとは思わなくて。
その間に下りてきたラウがこっちに走ってくる。まだハラハラするからこいつこそ絶対安静でいて欲しいんだけど。
ru「めーめ！両手でしょ？ほんと何で隠すの、だめだから。前から言ってるじゃん」
mg「あー、はいはい。さっきこれやって貰ったし薬もちゃんと塗るから」
ru「ほんと？約束だからね？」
ね？って迫ってくる圧が強い。人のこと言えない癖に。
でもマジで黙ってた方が面倒なことになるのはさすがの俺でも学んだ。まぁ、今更銃に戻るのはぶっちゃけ面倒だけど。多少は控えることも意識してみようかな、とは。今の所は思ってる。多分。
kj「俺がぜーんぶ手伝ったるからな！」
mg「…程々にして欲しいんだけど」
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作者名：しあ。 | 作成日時：2020年10月14日 22時
