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sk side
初めの方はぶっちゃけまだ眠かったけど、阿部ちゃんと康二が話し出してから段々状況を理解してく。代償なんてみんなそれぞれで、あぁ大変だなぁって、悪いけど他人事みたいに感じちゃった。
阿部ちゃんは怖がってるんだって、俺は知ってる。
俺のことにも、阿部ちゃん自身のことにも。焦りすぎる癖に臆病で、怖いんだ。
sk「なーに、当たり前じゃん！殺せはしないけどさ、その前に阿部ちゃんもみんなも、ヤバくなったら助けるっしょ。だって阿部ちゃんも同じでしょ？」
fk「そう、そうだよな。佐久間の言う通りだから！心配しないでよ」
iw「頼りないかもしれないけどマジだから。つか、阿部に限らず康二も、勿論他の全員もな」
便乗してそれぞれが頷く。声に出してなくても、考えてることはみんな同じ。
悪いけど俺は阿部ちゃんを殺せない。でもきっと、俺の命を賭けてでも助けてあげられるから。
ab「…ふふ、ありがとうね。じゃあこれで終わり！休日にごめんね」
ru「んじゃ康二くん、僕と一緒にお部屋帰ろ！」
kj「ラウ〜…起きてちゃだめなん？」
ru「うー…阿部ちゃん！」
ab「俺に振らないでよ〜！…お昼！せめてお昼まで寝てよ？具合悪くないかもしれないけど、一応念の為！ね？」
kj「はぁーい…」
dt「お昼美味しいもの作るから。期待してて」
kj「ほんとぉ？…なら寝る」
iw「なんかちょっとぽわぽわしてね？」
sk「ねー！かわいいでやんす」
mg「ちょっとこっちも危ないんだけど」
nb「…俺も寝てきていい？」
fk「俺もー…」
dt「どんだけ寝るつもりなの」
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作者名：しあ。 | 作成日時：2020年10月14日 22時
