それはやっぱり君でした＊6＊Ninomiya

6-16＊S.side ページ16

櫻：なんだ、じゃあ智くんも知ってたの？

相：ん〜知ってたっていうか…リーダーがこの作戦を考えたんだ
だけどさすがに4人で動いたらバレちゃうでしょ？



相葉くん…もとい智くんの作戦はこうだ



ポリプロに乗り込みニノを取り戻してから

もうすぐ一ヶ月

なのにニノは“自分にはそんな資格ないから”と

動こうとしない



そこで！

俺らがAちゃんに会いに行く

しかもどうやって用意したのか

アラフェス最終日、最前列チケットを持って

つまり…Aちゃんに直談判するんだ



相：名付けてミッションA



うひゃひゃって笑う相葉ちゃん



だけど果たしてうまくいくだろうか



いや、でもここで名誉挽回しないと

智くんに嫌われちゃう ← ん？笑



櫻：よし！全力で頑張ろう！！

相：おっ、翔ちゃんのってきたね〜



闘志を奮い立たせる俺と

楽しそうに笑う相葉ちゃん

呆れた顔の松潤をのせた車が

Aちゃんの家に到着した



ーピンポーン



……………



ーピンポーンピンポーン



……………



潤：ねぇ、そもそもAちゃんがいること前提できたんだよね？

相：え？

櫻：え…まじ？



ミッションA遂行前に失敗パターン？



潤：マジありえねぇ

相：いや、でもほら…ねっ

潤：何がねっだよ



相葉ちゃんが松潤に攻撃されるのを

ただ眺めていたら



ーえっ皆さんどうしたんですか！？



潤：Aちゃん！

相：ミラクルきたーーー



俺らを見て目を丸くしてるAちゃん



前から可愛かったけど…

なんつーか…少し見ない間に

すげぇキレイになってた

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