【ONEPIECE】黄泉を操りし一角獣 (ページ1)

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第一角ページ1

「…………」

………目を開けると、真っ暗な視界から解放される

薄暗い部屋だった為か、目がすぐに慣れた

カーテンの隙間から入る月明かりがこの部屋の一角を照らしている

…いま、私は多分…夢を見ている

なぜかわからないけど、夢である自信がある

こんなに綺麗な空間に私が住んでいるわけがない

これは………だれの部屋?

とても広くて大きな部屋

とても綺麗で、お姫様が眠るようなベッドが置いてある

でも、そのベッド以外に家具は何も置かれていない

ベッドにもシワが一切無く、生活感をまるで感じさせない部屋だ

時計がない為、今何時かわからないが

こんなにも物音ひとつないのは、おそらく深夜2時から3時頃であろう

…ああ、こんな不気味な夢から早く解放されたい

そう思い、再び目を閉じると本格的に眠りに落ちたのか、身体が闇に呑まれる感覚に陥った

…