届け 38. ページ5
……………
ﾄﾞﾝｯ
私を壁に追い詰めた女子達。
いわゆる、壁ドン状態。女子にされても
嬉しくねーよ、と心の中で
ツッコミをいれた。
一人の女子は私の髪を掴んでいる。
ああ、『髪の毛ジョッキン』か…
さようなら、私が頑張って伸ばした髪よ。
？「ねぇ、あんたのその髪さぁ、
なんでそんなにツヤがあんの！？」
貴「はい！？」
？「いや、ツヤツヤのさらさらじゃん。
あんたの髪の毛。」
？「シャンプー何使ってんの！？」
てっきり、髪の毛を切られるのかと
思った………。
？「それにさ、睫毛なっが！
つけま？地毛？」
貴「地毛ですけど…。」
？「わぁー！！すごーい！！
いいなー、私これつけまでさー。
すぐとれんだよねー。」
貴「は、はあ。」
なんだ…私を呼び出したのは
恋する男子でもウザイ女子達でもなく
ただの夢見る乙女達だったのか。←
あのあと、質問攻めにされたが
心配してくれた風早がきてくれて
乙女達はよりいっそうはしゃいだ。
？「わー！！風早って間近で見ると
結構イケメーン！！」
？「ほんとー！！ってか、爽やか！」
？「ねー、あたしと付き合お！」
？「え、ちょ、抜け駆け禁止ぃ！」
？「ごめん、ごめんw冗談だよw」
乙女達がはしゃいでるすきに
私と風早は屋上を後にした。
風「心配したんだからな。
なんかされたのかと思って教室から
屋上見てたら男子じゃなくて
女子に追い詰められてたし。」
貴「あはは、ごめん。いやー、
びっくりした…。」
風「ほんとだよ。」
まぁ、こうやって二人っきりで
帰れたし、結果オーライだよね？
番外編*私達の距離 〜縮まれ〜【miyabiさん.リク】→←届け 37.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カリリン - 続き………… (2021年6月23日 23時) (
レス) id: 218ce9832b (このIDを非表示/違反報告)
黒杏月+(プロフ) - りんさん» すいません……更新するって言ったそばから…… (2015年7月21日 22時) (レス) id: 47e30f8e38 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続き… (2015年7月21日 22時) (レス) id: a688a91fc9 (このIDを非表示/違反報告)
黒杏月+(プロフ) - レイさん» ご意見と感想ありがとうございます！お友達だなんて…！嬉しいです！申請しておきますね！ (2015年4月2日 19時) (レス) id: 818807f5f8 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 面白いです！！更新楽しみにしてます！ 更新については、作者様のやりやすいようにして下さい！台本書きでも小説書きでも読みやすいのにはかわりないので！ これからも頑張って下さい！(良ければお友だちになりませんか？) (2015年4月2日 18時) (レス) id: 6939d64c80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒杏月+ | 作成日時：2014年10月3日 20時
