久しぶり ページ8
目覚めたばかりだけど驚く程に体が軽い
私は立ち上がって部屋の中を歩いていてそう思った
スカラマシュは寝て起きたばかりだからやめておくんだねと忠告してた気がしたけど
もちろん無視してます
だって歩いておかないと歩けなかったら怖いわけだし
帰る時だって歩くわけなんだからさ
『アクアは?』
放浪者「こっちだよ。おいで。」
スカラマシュに手を引かれて連れてこられた
もし倒れた時に私を支えられるようにわざわざ手を握ってくれたのだろう
部屋に行くとアクアが寝ていた
私はベッドに近づいてアクアの寝顔を見た
一週間しか経過してないからあんまり変わってない
でもそれが一番安心した
放浪者「アクアはアリアが眠った時にパパって言えるようになったんだ。」
『そうなんだ!?すごいね!?』
放浪者「成長速度が本当に早いよ。
きっと将来は有望だね?」
『でもアクアが一番やりたいことさせてあげたいな。
教令院に入れとかマハマトラになれとか言わないで自由にさせてあげたい。』
放浪者「僕はそれに関しては興味がないんだ。
そのつもりでいたさ。」
スカラマシュは私の頭を撫でた
アクアはさっきミルクやら下着交換をしたばかりで
当分は目が覚めないらしい
スカラマシュが私にこう提案してきた
少し外に出てみるといいと言った
私はスカラマシュに応じて家を出て一人で城下町へやってきた
城下町は今日も賑わっている
その時ふと後ろから声をかけられた
万葉「その後ろ姿はアリア殿であろう?」
『え?あ!万葉さん!?』
万葉「さん付けはせずとも良い。拙者達は友である故、敬語も必要ないでござる。」
久しぶり!と言うと万葉は笑っていた
アクア殿は元気でござるか?と聞かれたので
アクアのことを伝えた
ママやパパを言えるようになったと言った
万葉「アクア殿はアリア殿や旦那殿から愛されてさぞ幸せであろう。」
『万葉はまだここにいるの?』
万葉「うむ。当分はここにいるでござるよ。」
『私の家に来て!アクアを見せてあげたい!』
万葉「急にお邪魔して大丈夫なのでござるか?
旦那殿とか…」
『大丈夫だよ!』
万葉は分からないだろう
かつて祖先を滅ぼしたのがスカラマシュであること
でも歴史が変わってたたら砂の悲劇は生み出されたが
スカラマシュのことに関しては過去の記述が消えていた
多分会わせても問題ないと思う
そう思って私は万葉を連れて家へと帰ってきた
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作者名:アクアリウム | 作成日時:2023年4月4日 12時