元通り ページ19
次の日の朝
アクアは元の赤ん坊の姿に戻っていた
そしてアクアは覚えているようでセノさんに抱っこされている
おまけに離れたくないからって私やスカラマシュが抱っこしようとすると
泣き始めるなんてことになってしまった
うっ…セノさんに恋してしまうとは…!!
『どうする?スカラマシュ。これじゃ帰れないし、セノさんだって仕事行けないよね?』
セノ「懐いてくれるのは嬉しいが…このままでは仕事に手がつかない。」
放浪者「大マハマトラさんさぁ。一日だけアクアを預かってよ。君なら無闇に泣き始めることしないでしょ。」
ティナリ「自分の大事な子供だよね?そんな簡単に赤の他人に任せていいわけ?育児放棄?」
スカラマシュは違うと言って否定した
このまま引き剥がしてしまうとアクアが絶対に泣き続けてしまって
かえって大変になるということ
そして私とスカラマシュの抱っこを拒否するということは
かなりのことであると理解したらしい
一度距離を置いてみてあっちから求めてくるのを待とうっていう話らしい
ティナリ「つまり親が恋しいと思わせるってこと?」
放浪者「どんだけ好きでもまだ赤ん坊さ。
両親が恋しくなって泣き始めることもあるでしょ。
それに僕とアリアはつきっきりでこの子の面倒を見れるわけじゃないんだ。いつかは離れる。」
赤ん坊のうちから慣れさせる気なの?
でもアクアにとってもいいかもしれないが
まだ1歳にも満たない子供にそんなこと課せていいのだろうか…
罪悪感があるがセノさんは俺はそれでも構わないと言い出した
なのでセノさんに一日任せることにした
セノ「俺はもう行く。アリア、また。」
『うん!またね!』
セノさんが出ていった
アクア…親に見向きもしなかったけど大丈夫かな…
スカラマシュは二人きりの時間でも過ごすとしようかと私に言った
まぁたしかに二人きりの時間ができたわけだけど
こんな形なのはちょっと悲しいな…
放浪者「赤ん坊に手を出す嗜好はないだろ。」
『出したら引くよ…』
ティナリ「それは分かる…」
はぁ…と私とティナリさんはため息を吐いた
一番怖いのがセノさんのジョークを真似しないかだよ
パパとママ言えるようになったけど
ジョークを先に覚えられたら嫌だよ私は!!
セノさんのジョークを覚えないよね!?と私がティナリさんとスカラマシュに言った
二人は あ…という反応をして三人でしばらく固まっていた
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作者名:アクアリウム | 作成日時:2023年4月4日 12時