ハプニング ページ14
数日間私たちは稲妻に滞在していた
ある日のことだった
朝起きたら部屋に見知らぬ女の子がいたのだった
え…?
見覚えがある顔立ちなのに思い出せない
『ちょっ…スカラマシュ!』
放浪者「なんだよ、朝から。」
『あの女の子誰!?』
放浪者「は?アリア以外の女ってアクアだけじゃないのかい?」
スカラマシュがその女の子を見て
君、誰だい?と言っていた
え、スカラマシュですら知らない?
そう思っているとその女の子は私たちに近づいてきた
そして私たちに抱き着いてきた
『えっ…と…』
アクア「パパ、ママ!!」
放浪者「アクアかい?もしかして。」
えぇぇぇ!?
なんで!?一晩で10歳の女の子くらい大きくなってる!!
なにがあったんだろ…
人形の私たちでも頭を悩ませてみたが分からなかった
知識不足なのだろう
『アクア、とりあえずご飯食べよっか!』
アクア「やったー!ママ大好き!」
放浪者「本屋にでも行ってみて資料を漁ってくるよ。」
『早めに帰ってきてね、不安だから。』
放浪者「あぁ。」
スカラマシュはそう言って家を出た
アクアの食事はミルクを飲まずとも
普通の女の子のように食事をしていた
アクアはまだ赤子でスプーンすら持てないはずなのに
箸を持って食べてる…
この子がアクアじゃない確証は得られない
赤子のアクアの姿はなく
アクアと同じ顔立ちをしているから
大きくなったらこんなに可愛くなるのねアクア…!
変な男寄り付かせないようにしないと!
数分後スカラマシュが帰ってきたが原因不明らしい
放浪者「一度スメールに帰ってティナリやクラクサナリデビに診てもらうのはどうだい?」
『それはいいかも!』
放浪者「なにか僕たちには知らないものを口に入れたかもしれない。
それが毒性のものなら尚更危険だ。」
確かに危ないね…
ということで急いで私たちは稲妻を出てスメールへ戻ってきた
スメールに戻ってから早速向かったのは
ガルダルヴァー村でティナリさんにみせてきた
ティナリ「一晩で身体が成長する薬かまたは草かな…」
『私そんな危ないもの飲ませてないけどな…』
ティナリ「おもちゃについてたとか布団についてたとかあるからね。」
放浪者「アクアは何を口にしたんだ?」
アクア「わかんない!」
ティナリさんは稲妻に一時的成長させる植物があると言った
その植物が近くに生えている場合
風に乗って胞子が飛んでそれを口にすることで
短時間の成長が可能らしい
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:アクアリウム | 作成日時:2023年4月4日 12時