決意 ページ2
すぐに私たちはスメールを出て船で稲妻へとやってきた
稲妻に来てからはまず稲妻の家へと向かった
そこでアクアを寝かせて私たちは二人の時間を過ごした
早めの方がいいと言われてるけど
二人きりの時間は必要だと思う
一昨日たっぷり愛し合っても私たちは離れることを知らない
ここからはスカラマシュと私の愛が試されると言っても過言ではない
『お母さんには手紙で伝えておいたよ。』
放浪者「それで、返事は?」
『天領奉行の人が返事を言ってくれてここに来てくれるから私は寝てればいいって。』
放浪者「僕とあの人が対面するということかい?」
『うん。でもあの過去のことはお母さん知らないでしょう?』
放浪者「そうだね。造られた人形の一人として見守るだけにしておくよ。」
そう言ってスカラマシュは私の手を握った
私は眠るだけで一瞬だろう
でもスカラマシュにとっては一日、一日と過ごすことは長いこと
辛くて苦しい想いをするのはスカラマシュだ
でも力の制御ができなくなって大暴れをして排除になるよりかはいい
お母さんは明日来ると言っていた
不安で仕方ない
放浪者「眠るのなんて一瞬さ。アクアのことは僕に任せてじっくり眠るんだね。」
『うん…。ねぇ、スカラマシュ。
一人で稲妻を歩いてきてもいい?』
放浪者「一人で気持ちの整理も必要だろう。
行っていいよ。」
スカラマシュにお礼を言って私は家を出た
私は稲妻のかつての廃村となった場所へやってきていた
そこはもう家もなく畑もない
ただの平地となっていた
だけどその平地に残っていたものがあった
一本の腐った木が建てられていた
炭となっていたが私は分かってしまった
ここで私はかつて燃やされたんだと
『私はこうして生きているけどあなた達は生きられないよね…』
私がそう呟いた時だった
頭が急に痛くなって頭を抱えて私は座り込んだ
頭の中に記憶が入ってくる…
あの村での出来事、目覚めた時の記憶…
全部思い出した
ここで焼かれて私は痛かった
助けを求めたのに誰も助けてはくれなかった
人間がにくいと少しでも思ったが嫌いになれなかった
『……今思い出したとしても意味ないんだけどなぁ。
余計に不安だよ。』
その時違和感を覚えて私は神の目を見つめた
神の目は光を失って雷の印が消えてしまっていた
それは神の目が私を主と認めない証明だった
まずい…
今戦闘が起きれば元素力は使うはめになる
そうなったら力を使うことになる
やばい…
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作者名:アクアリウム | 作成日時:2023年4月4日 12時