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警告 〜放浪者目線〜 ページ29

アリアが眠りに落ちてアクアが泣き出した

僕はアリアから離れてアクアにご飯を与え

下着交換もして寝かしつけた

戻ってきてアリアの顔色が悪いことに気づいた

人形が病にかかることはない

変な夢でも見ているのか

僕は前と同じようにアリアの額に額を押し付けた

するとアリアの夢の中に入り込むことができた

目の前には縛られたアリアとそれを中心に囲む人間たちの姿があった

なんの夢だこれは…嫌に現実味があって不気味だ…


村人「この悪魔が!」

村人「人形ではなく俺らの村を荒らしにきた疫病神だろ!」

村人「この悪魔を火炙りにしろ!物理攻撃ではきっとなにか恐ろしいことをしてくるはずだ!」

アリア「なんで…」

『アリア?』


僕が発言したとしてもアリアには聞こえない

村人やアリアには僕が見えていない

すると村人はアリアの近くに藁や薪を積み込んで火をつけた

そのまま村人達は冷ややかな目でアリアを眺め

アリアは炙られる苦痛に叫んでいた

火が消える頃にはアリアは黒焦げになっていて美しい顔や髪の原型はなかった

それを見た村人達は悪魔が消えたと祭りを始めた

なぜ…?

アリアは壊れてしまっていた

アリアの目は絶望と恐怖の色に染まったまま動かなくなっていた

なんだこの夢は…

離れた時アリアの顔色が悪いのが分かった

やけに村人の服装が古かった

未来の出来事というより過去に近い

もしや…アリアの過去はまだ続きがあるんじゃないか?

なぜアリアが覚えていないのか

それは一度壊れているから

なぜ眠っていたのか

眠っていたのは事実だが復旧作業されて完了したのが20年前だから

まさか…アリアは何百年も前に存在した人形で

村に住み着いたがそこで人間ではないとバレてしまい

ちょうどその時期に農業が育たなくなったため

疫病神や悪魔と言われた

そして村人達に火で炙られて壊された

破壊されたアリアを雷神が回収し修理して20年前に完成した

だがそこでアリアは何もかもうつるものが空っぽで何も思えなくなっていた

そういうことか…!

これが本当ならアリアは火を嫌うかもしれない

その時アリアが飛び起きた


『アリア?』

アリア「なんか怖い夢見た気がする…」

『気にしなくていい。夢で現実ではない。
現に僕がここにいる。』

アリア「うん…」


アリアを抱き締めて再び寝落ちるのを待った

雷神やあの妖怪は知っていたことだ

だけどアリアを傷つけないため一部の真実を隠したんだ

調べてみる価値がある

本当を知りたい 〜放浪者目線〜→←家族


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設定タグ:原神 , 放浪者 , スカラマシュ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:アクアリウム | 作成日時:2023年3月20日 8時

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