検索窓
今日:55 hit、昨日:9 hit、合計:27,416 hit

今更 〜放浪者目線〜 ページ25

アリアに森へと連れてこられて煽られたという簡単な説明で片付くのだが

僕は先をできるようにしろと言ったはずなんだ

なのにこの程度のキスができて煽りってなんなんだ?

本当にバカだよ

結婚という二文字で照れるんだから←あなたもです

今アリアは僕に仕返しされて顔が真っ赤になってしまっていた

いつもしてるのにまだ慣れないのか

いつでも新鮮な一面を見られている気がする

そういうところが可愛いんだが…

プロポーズをするべきだったよね確か

ナヒーダが言うには男性から女性に向けてした方が女性側は喜ぶと言っていた

プロポーズというものは伝えるだけなのに重要視されている

意味が分からない

最初にプロポーズしてきたのは彼女自身だ

僕はアリアの両腕をつかんだ

めんどくさいが回りくどい言い方も僕は好きじゃないんだ


『僕がアリアとアクア、二人を守ってやる。ずっと守り続けてやる。だから僕と永遠に一緒に暮らしくれないかい?』

アリア「ふぁっ…」


アリアの顔がすごく真っ赤だ

人形なのにこんな顔までできるんだ

アリアは僕と同じなのに僕と出会って感情が豊かになった

人間として劣らなくなった

アリアは顔が真っ赤のままで僕に言った


アリア「約束だよ。スカラマシュ。」

『僕は裏切らない。愛してる、アリア。』


僕は彼女を抱き締めた

僕が存在を消したことで僕の代わりに生まれた雷神の人形

僕よりも恵まれて生きてきたが感情が芽生えなくて

僕と出会うまで空っぽだった人間として劣っていたが

僕と知り合って感情が豊かになり人間として強くなった

それでも彼女は僕のことを煽ったり蔑んだりせずに傍にいることを選んだ

アリアには返しきれない恩がある

ただこれを伝えるには早いかもしれないから言わない


アリア「スカラマシュ…私も愛してる。」

『今更プロポーズだなんて僕はすごく待たせたような気がするんだが…』

アリア「いつもプロポーズみたいなセリフ吐いてくれるからセーフだよ。」

『それはアウトの方だと思うよ。永遠とお前を愛すに決まっているだろう。他じゃ埋まらない。』


答えを聞く前に僕は彼女の唇を塞ぐ

国崩や散兵という名を背負っていた僕だったが

存在を消したことでそれが無くなってアリアが生まれた

この選択は間違っていなかった

キスをやめてアリアを見つめるとアリアは僕の名前を呼ぶ

アリアに名前を呼ばれ続けたい

その度に振り返るし応えるからずっと名前を呼んでほしい

そう考える僕は愚かだ

紹介→←煽り


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
120人がお気に入り
設定タグ:原神 , 放浪者 , スカラマシュ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アクアリウム | 作成日時:2023年3月20日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。