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もう、どれくらいの時間こうしているだろうか。
気付いたときにはもうこの状態だった。
見知らぬ浜辺で馴染みのない格好をした柄の悪い男達に囲まれ、好き勝手されている。
確かいつも通り仕事を終え帰宅して、お風呂に入って寝たはずなのに。
日本ではなさそうなこの場所にどうやって来たのかも、何故この場所にいるのかも、何もかもが分からない。
一応逃げようとは考えたが人数も多く、自分よりはるかに体格の良い男達に敵うはずがなく、あっさり捕まり殴られ拘束された。
着ていたはずの服も全て見るも無惨な形で散らばっており、嫌がっても痛がってもただ傷や痣が増えただけだった。
早々に抵抗は諦め、ただ早くこの時間が過ぎることを願った。
反応しないことにつまらなさそうにしながらも、止めてくれる気配はない。
人気が無さすぎて助けてもらうことは不可能だろうし、男達が飽きるまで抱かれ続けるしかなかった。
男達の下品な笑みと身体に触れる乱暴な手に、押し付けられる複数の欲望と激しく揺さぶられる身体。
恐くて痛くて気持ち悪くて、吐きたいのにそれが出来ないもどかしさに頭がくらくらする。
血と体液と砂で全身どろどろになっても終わる気配のない行為に、もう身体も心も限界だった。
思い切り髪を引っ張られ顔を上げると、太陽の眩しさに目が眩み意識が落ちかけた。
青空の下で、いったい私は何をやっているんだろう。
この男達は満足したら私を解放してくれるのだろうか？
用済みだと殺すのだろうか？
それとも連れ帰られ替わりを見つけるまで弄ばれるのだろうか？
ーーーもう、いやだ。
「……っ」
本当はこんな虐げられたまま殺されるなんて嫌だ。
でも、もう解放してほしい。
楽になりたい。
一瞬で頭に浮かんだ思いに涙が溢れた時、突風が駆け抜けた。
「うわあっ！？」
「何だ！？」
男達の驚く声にハッと気が付いた時には男達の手が離れ、支えを失った身体が崩れ落ちていくところだった。
倒れると思いながらも力が入らず身を任せていた私は、衝撃に備え目を瞑ろうとする視界の端に太陽のように燃える赤を見た。
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ちょこ(プロフ) - planetbluep379さん» ありがとうございます！月末までバタついているので更新遅くなりますが気長にお待ちくださいませ🙇♀️ (2022年9月15日 10時) (
レス) id: b37865d1d3 (このIDを非表示/違反報告)
planetbluep379(プロフ) - 続き待ってました✨嬉しい！頑張ってください😁 (2022年9月14日 9時) (レス) @page43 id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - シンヤさん» ありがとうございます！ (2022年9月6日 16時) (レス) id: b37865d1d3 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています😊 (2022年9月6日 0時) (レス) @page39 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 白雪さん» はじめまして、コメントありがとうございます。お話は順次公開していきますので気長にお待ちください🙏 (2022年9月2日 17時) (レス) id: b37865d1d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2022年7月7日 23時
