ギャップ萌えってやつを見せてやれ！ ページ2
モブside
Aちゃんは、付き合うことになった日の翌日、凄くよそよそしかった。
相談所に入るのも、そーっと音を立てないように入って来て、僕の顔を見るなり顔を赤くしていた。
そうだよ。流石の彼女も付き合いたては恥ずかしいんだよ。
今はあんなだけど、、。
それを見て、やっと気持ちが伝わったんだなって嬉しくなった。
『実は私達、おっお付き合ぃというものを始めることになりました…』
と顔を真っ赤にして報告したのを聞いた師匠は感極まって泣いていた。
そういや律に報告したときもこんな感じだったな。
意外と師匠と律、気が合うのかも。
律は絶対認めないと思うけど、、。
『し、茂夫さん…。今日も好きです…』
と、いつも通りに気持ちを伝えられて僕は呆気に取られた。
恥ずかしくてもはっきり伝えてくれる所が彼女のいい所だった。
モ「うん。僕も好きだよ。今日のワンピース新しいやつ？可愛いね」
『っ！！！！』
モ「え、ちょ、鼻血！？」
でも、正直に僕も伝えようと思って頑張ったら向こうがキャパオーバーだったらしい。
ほんと可愛いな。僕の彼女。
僕もちゃんと浮かれていますよ。
僕も負けじと好きって言い続けていたからか、もうすっかりAちゃんは『私の彼氏かっこいい！世界一かっこいい！』と周りに言いふらすようになった。
いや、良いんだよ？
周りに自慢するのも可愛いし、このテンションには慣れてるけどさ。
あの照れて焦ってる可愛いAちゃんはもう見れないのかなーって思ったり。
『はぁ！静かに珈琲を飲む茂夫さん！素敵！これが私の彼氏だって考えられる！？』
師「はいはい。かっこいいかっこいい」
今日もこんな調子です。もうみんなスルーするのが上手になってる。
モ「Aちゃん。昨日来た人まとめたやつ終わった？」
『はい。終わりました。データ送ってあります』
モ「そう。じゃ、こっち来て」
『？はい』
自分の席から立ち上がってトタトタと近付いてくる。
目の前にきた彼女に下に屈めと手で命令すると、スッと屈んでまるで犬のように次の指示を待つ。
可愛いな…。
僕はそのまま彼女の頭を撫でた。
『え？』
モ「ご褒美。いつもありがと。僕の助手で彼女さん」
『……』
何にも返事がないのにおかしいなと思って顔を覗き込むと
モ「え…」
顔を真っ赤にして焦っていた。
『あ、あはは。うれしいなー…』
モ「これがギャップ萌えか…」
ギャップ萌え恐るべし
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ぬぬ - いまもう9月ですね！更新は本当に停止しないでほしいです…応援してます！無理せず更新頑張ってください！ (9月7日 21時) (
レス) id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - カルピスさん» 嬉しいです！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2022年12月10日 14時) (レス) id: 4cd3e904f0 (このIDを非表示/違反報告)
カルピス(プロフ) - ホントに尊いです！！！！前作からここまでキュンキュンしながら読ませて頂きました！素敵な作品ありがとうございます！！！ (2022年12月5日 0時) (レス) id: a722dcdf46 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - あぽろさん» 読んでくれてありがとうございます！！！（クソデカボイス） (2022年11月19日 22時) (レス) id: 4cd3e904f0 (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ(プロフ) - 尊い！！！（クソデカボイス） (2022年11月19日 21時) (レス) @page3 id: ebcad6c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜餅 | 作成日時：2022年9月1日 4時
