どっちの世界で生きるのか�ぁ…淙� ページ26
私と先生は目的のアジトへ到着した。
私達は木の影に隠れて様子をうかがった。
入り口には数人が見張っている。
先「彼らも洗脳されてるんだねぇ。自分たちが特別で強いと勘違いしている」
『洗脳…。やっぱり私達と同じような超能力者がいるんですね』
先「ま、本当の目的はこの組織にいる誰かなんだよね。僕の大事なものを隠しているんだよ」
律くんを攫った奴もここにいるはずだ。
顔は覚えているし名前もわかる。
でも、その人は洗脳する力は持っていなかったように思う。
いずれにせよ、誰だろうがただではおかない。
『それが洗脳できる超能力者の可能性が高いってことですか？』
先「今のとこはね。さ、どうやって入るか」
先生は私を見て笑った。
何がしたいかわかるよね？という顔だ。
『はぁ。わかりましたよ行けばいいんでしょ』
ふふっと笑って彼は手をひらひらと振ってみせた。
正直腹立つ男だ。
爪「だ、誰だ！？」
『私達はこの組織の関係者です。中に入れて下さい』
力を使って目の前にいる全員に力を送る。
洗脳し、私達を仲間だと勘違いさせる。
爪「申し訳ありません！どうぞ中へ！」
『上の者には私達が来たことは伝えないでください』
爪「わかりました」
見張りの者たちは、すぐに道を開けてくれた。
私はなんの躊躇いもなく足を進めると、後ろから先生が追いかけてきた。
先「流石。上に知られないように配慮するとこも素晴らしいね」
『知られたら終わりでしょうが。あんまり騒ぎにしたくないんです。それに先生なら存在消すの上手いでしょ』
先「影が薄いってことかな」
『ここで卑屈にならないでください』
中にはいると、真っ白な床、壁見るものすべてが白かった。
こんな組織にいて息がつまらないのだろうか。
先「悪趣味なところだねぇ。ここで洗脳して縛っておくなんて」
どの口が。
自分も同じようなことを私にしてるだろと口に出しそうになってやめた。
まだこの組織のように隔離されていないだけましか。
『2手に別れますか？』
先「んーまぁそれでもいいけど。無理はしないでね」
『はっ今更』
そして私達は別れた。
早く律くんを助けてここから出してあげないと。
あとから来た花沢くんや影山くんたちが先生と鉢合わせになったらいけない。
影山くんたちがこの場所を特定する前に早く…。
どこか隔離されてそうな場所はないかな。
『………洗脳して教えてもらおうそれしかない』
続く
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桜餅(プロフ) - 暁さん» そう言って頂けると励みになります！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月20日 8時) (
レス) id: b9e517107b (このIDを非表示/違反報告)
暁 - お話がすごく面白くて続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2020年3月20日 2時) (レス) id: f42709c111 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - リンゴさん» ありがとうございます！嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2020年1月13日 20時) (レス) id: b9e517107b (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - 面白いです！更新無理のないように頑張って下さい！！応援してます！ (2020年1月13日 10時) (レス) id: 07869dbeb9 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» いつもありがとうございます！少し間が空いての更新でしたが、楽しみにして頂けてるなんて感激です！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月29日 11時) (レス) id: b9e517107b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜餅 | 作成日時：2019年5月5日 17時
