そして全てが動き出す�◆…淙� ページ20
花「待って！どこ行くきだい！？」
走っている私を花沢くんが追いかけてきた。
あっさりと追いつかれてしまう。
『影山くんのとこ！』
花「場所も分からないのに行くつもりかい？」
『そんなの力を使えばわかる。影山くんのエネルギーは大きいから見つけやすい』
それを聞いて、花沢くんは驚いていた。
花「そんなことまでできるんだ…。知らなかったな」
『だから離して』
花「君が行ってどうするつもりなの？兄弟喧嘩に口を挟むなんて」
『そ、そうだけど…』
花「彼らだけにしかわからない世界もある。あまり干渉しないほうがいいと思うけど」
花沢くんの言っていることは正しかった。
でも、律くんが気になる。
超能力を持っていないことにコンプレックスを持っていたし、なにせ圧倒的な力を持つ影山くんを前にしていつも遠慮してたのは確実だった。
そんなの、溜まってるに決まってる。
でも、お互いに兄弟を大切にしているのは分かる。
二人の間に亀裂はできて欲しくない。
花「………そんなに気になるのか。影山くんには敵わないな」
『花沢くん…』
花「できれば君には行かないでほしいけど、しょうがないね」
『あ…りがとう』
花沢くんは渋々と私の手を離してくれた。
花「でも影山くんと別れてから結構時間経ってるからもういないかもね」
『でも、一応様子を………』
「あ、いたー！花沢ー！助けてくれ……あ！A！？」
急に大きな声で話しかけてきたのでびっくりして顔を上げるとそこにはエクボがいた。
『エクボ！？あんた、消えてなかったの！？今までどこ行ってたの！』
エ「わりぃけどその話は後だ！それより茂夫たちがやばい！」
それを聞いた瞬間、体に電流が走ったような気がした。
私はいてもたってもいられず一人で力を使って飛び立つ。
影山くん。どうか無事でいて。
エ「あ！おい！あいつ場所もわからねぇのに…」
花「大丈夫。彼女ならもうわかってるから。それより僕達も急ごう」
エ「お、おう！」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
辿り着いたのは人気のない路地裏だった。
他校の不良たちが沢山いる中で、影山くんがボロボロで立っていた。
『影山くん！』
私はすぐそこに着地する。
影山くんは静かに視線だけこちらに向けた。
その瞬間ピリッとした。
影山くんがすごい怒ってる。
？「なんだぁー？また一人増えたなクソッ」
続く
そして全てが動き出す�� 爪編→←そして全てが動き出す� …淙�
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜餅(プロフ) - 暁さん» そう言って頂けると励みになります！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月20日 8時) (
レス) id: b9e517107b (このIDを非表示/違反報告)
暁 - お話がすごく面白くて続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2020年3月20日 2時) (レス) id: f42709c111 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - リンゴさん» ありがとうございます！嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2020年1月13日 20時) (レス) id: b9e517107b (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - 面白いです！更新無理のないように頑張って下さい！！応援してます！ (2020年1月13日 10時) (レス) id: 07869dbeb9 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» いつもありがとうございます！少し間が空いての更新でしたが、楽しみにして頂けてるなんて感激です！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月29日 11時) (レス) id: b9e517107b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜餅 | 作成日時：2019年5月5日 17時
