また、戦闘-_- ページ10
ニンゲン！？と呼ばれて振り返ると、パピルスが手を振っていた。思わず手を振り返し、彼の元へ小走りで行く。
「さっき振りだね、パピルス。今度は何して遊ぶ？」
「ああ、そうだな！遊びたい……と言いたいところなのだが……」
パピルスは気まずそうな顔をして、ぼくに長い骨を向けた。
「アンダインが言うんだ、ニンゲンは捕まえろと……だから、この先に行くのであれば、俺様を倒してみろ！」
……マジ？
…
パピルスとの戦闘は特殊だった。彼の攻撃によってぼくはなんだかブルーな気分になってしまって、そうすると跳ぶことが得意になるというか……なんというか。
“誠実”
雪の地面を盛り上げながらやってくる骨攻撃を、ぼくはとんだりはねたりしてかわしていく。けど、そんな体力も長くは続かなくて。
パピルスの言う“スペシャルアタックではない、普通の攻撃”によって、ぼくは目の前が真っ暗になった。
…
「……うーん……はっ！」
気がつくと、木造の小屋にぼくは横たわっていた。近くにはドッグフードと、一生懸命書いたであろう、手紙。
そっか、死んでは……ないのか。
もうダメかと思ったのに。パピルスは、ぼくを殺す気は無いようだ。
そう思って、さっきのパピルスとの戦闘では、ぼくは一回もバイシックルを食べていなかったことに気づく。そっか、戦闘中に回復すればなんとかなるかもしれない。そして、ぼくはパピルスに再戦を申し込んだ。
結果を言えば、あっさりパピルスには勝利した。彼は友達がいなかったみたいで、じゃあぼくが友達になるよと言えば、とっても喜んでくれた。
電話番号も交換すると、彼は浮き足立ったまま家に帰ったので、ぼくはその先に進むことにした。看板には、“この先、ウォーターフォール”と書かれている。
次、ぼくが行くところはウォーターフォールって言うんだね。
その前に、またバイシックルを爆買いしないと。
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クラゲ - そっか！この頃は日本語版が出てなかったんですね。良い作品をありがとうございます！ (12月20日 21時) (
レス) @page11 id: 0f80d37cb9 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 面白かったです！モンスターの子っておいらじゃなくて俺だったような気がするのですが… (12月20日 21時) (レス) @page11 id: 0f80d37cb9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - バイシックル…？バビコの事ですかね？ (2019年6月7日 23時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
ChocoLa(プロフ) - ユキさん» てへぺろ((( ですね……自分でもこの更新速度は驚いておりますよ……オホホ(( 女神様が降臨なされたのかなww (2017年3月17日 22時) (レス) id: 73c0835f44 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - めちゃくちゃ更新されてる… (2017年3月17日 21時) (レス) id: 93b58d9534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ChocoLa | 作成日時：2017年3月15日 20時
