S t a r .

8 ページ9

.




祐希は、私が上京するとなったとき、


ついていく。


と言っていたけど、彼はバレーがとても上手で、地元のバレーの名門校が離してはくれなかった。



いやいや別れた私達だったけど、大学は同じところに、ということで、一緒に中央大学に入学した。




『祐希、もうすぐ寮の門限の時間だよ？

帰んないの？』



石川「んー今日泊まる。」



『はーい』




私たちは大切な”高校時代”を共にしてないから、

男と女って感じじゃない。

だからこそ、一緒に居られるんだけど…




(ピロンッ)




『あっ』




まささんからLINEだっ！




柳田［おいーす］




おいーすって！！笑

他になんか言うことなかったのかな…笑

よし、仕返しだ！




［おいーすおいーす］




すぐに既読がついた。


思いもよらない返信で戸惑ってるよね…？笑




柳田［おいーす？笑］




『ふっ』




手強いな…笑

何て返そう…




石川「A！何ニヤニヤしてるの？

まさか…ついに俳優と…」



『違うよー！今日電車で…あーえっと

今日一緒にいた人とLINEしてるの！』



石川「男？」



『うん！あ！祐希の仲良しの先輩、まささんって人だよね？』



石川「うん！俺の憧れの人な！」



『私のこのLINEの友達もまささんっていうの！』



石川「ほー！偶然！その人何してる人？」




.

9→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す