S t a r .

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(プルプルプルプル…)




石川［え、A！？どうした？］




どうしたって…




［そっちがどうしたのよ！］



石川［え？］



［元気ないよ…？何かあったの？］



石川［何もないって…］




明らかに何かあった声。

国際電話では、祐希の声がはっきりと綺麗に聞こえるわけじゃないけど、

私にはわかる。




［わかった…。私の写真集が欲しいけど、そっちじゃ手に入らないから沈んでるんでしょ。］



石川［ぷっ！笑 そんなの絶対いらねーよ！笑 金の無駄だわー！笑］




そこまで言う？笑

でも、祐希の笑い声を聞くと安心する。




［ちょっとー！笑 失礼ね！笑

ま…祐希が笑ってくれてよかった。］



石川［ごめんって！笑 …ありがとな。］



［元気ない時はいつでも連絡してよね！写真集の一冊くらい送ってあげるから！］



石川［だからいらないって！笑 まぁ、待ってるけど笑］



［いるんかい！笑］



石川［貰ってやるよってこと！笑］



［はいはい。笑 じゃぁね？明日も練習頑張って！］



石川［ありがと！ばいばい！］




祐希が笑ってくれてよかった。

やっぱり祐希が笑ってくれると、幸せな気持ちになる。




柳田「A、祐希は大丈夫だった？」



『うん！もう元気注入してきたから。』



柳田「そっか…あのさ…。祐希とAっていつから付き合ってるの？」



はい…？




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