S t a r .

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石川「A！Aは悪くない！！！俺が自分の身を守れなかったんだよ！！！！だから俺が…」




柳田「俺がバレーをやめる…ってか？

ふざけんなよ。」




まささんの冷たい声が病室に響く。

辞めたからって、許されるわけじゃない。

でも、




私はまささんの側にいたい。

まささんを支えたい。

まささんの力になりたい。




この思いは、罪悪感でさえも忘れさせてくれる程に力を持って、私を強くする。




『まささん、私にまささんを助けさせてください。お願いします。』




せめて、またバレーが出来るようになる日まで。

まささんが命を懸けて、私と祐希を守ってくれたように、私もまささんを命懸けで守りたい。




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私は、表向きには学業に専念する、という理由で、3ヶ月間の休みをもらった。

ちょうどドラマの撮影もクランクアップして、きりはよかったけど、今後3ヶ月の予定を全てキャンセルすることになった。


もちろん、事務所の社長に土下座して、何時間も何時間も説得して、

ドラマや映画の仕事以外、つまり雑誌の撮影などの仕事は休まずする、という約束でやっとOKしてもらえた。

天野さんも、何も言わずにずっと頭を下げ続けてくれた。





今日は、まささんの退院の日。


そして、全日本男子バレーボールチームが海外遠征へと旅立つ日。




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