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『私はね、祐希のバレーしてる姿が一番好き。』
石川「うん…」
『だから怪我だけには気をつけてね。』
石川「Aがいないと、テーピングできないのに?」
マネージャーにして貰えばいいのに、あいつは下手だからとか言って、いつも私にテーピングをしてと言っていたのに、
もう私はできなくなってしまう。
『今日徹夜で教えてあげるよ。』
石川「やだよ…。俺、親いない時ご飯どうすればいいの…。」
『そんなの、コンビニ行くしかないでしょ?』
石川「やだ。
………………試合だって…Aがいないと頑張れねーよ…」
『祐希…』
2人で抱き合ったまま、何時間も、何時間も涙を流した。
石川「俺、立派な選手になる。強い選手になる。Aの横にいても、恥ずかしくないように。
だから、Aも立派な女優になれよ。」
『うん、頑張る、祐希のこと思って…頑張る!』
そう言うと祐希は、優しく、大事そうに、
私にキスをした。
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ー現在ー
1回目のキスと、2回目のキスは全く違って、
祐希は大人の男の人になったんだってことを思い知らされた。
今思えば、一緒のベッドで寝たりしていた私たち。
祐希がずっと我慢してたなんて思ってもみなかったけど、この歳になっても何もないなんて…私をそれほど大切に思ってくれてたんだろう。
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もえぴー(プロフ) - はやてさん» ありがとうございます!!これからも宜しくお願いします(*^o^*) (2015年12月17日 16時) (レス) id: b2566d0c03 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - そんな風に言ってもらえると照れます((ショックですと?いや、もう素敵すぎて叫びたいくらいです^ ^今回もドキドキさせていただきました///はい、今まで読む専だったんですけど…更新遅いですがよろしくお願いします(-∀-`;) (2015年12月15日 20時) (レス) id: c1faff7fd5 (このIDを非表示/違反報告)
はやて(プロフ) - もうめっっっちゃどきどきします! (2015年12月15日 20時) (レス) id: 84dc18dc2d (このIDを非表示/違反報告)
もえぴー(プロフ) - ハルさん» ハルさんのコメント、毎回すごく嬉しいです(T ^ T)なんだか急展開してしまって文章力の無さに自分でショックを受けてます笑 ハルさんも小説を書き始められたんですね!!(*^o^*)読ませていただきますね!! (2015年12月13日 17時) (レス) id: b2566d0c03 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - うわぁぁぁぁ/////ちょっと、もうやばいです、続きがっ!全然不快になんて思ってないですよむしろ手がどんどん次に進みました♪♪もえぴーさん更新されてないかなーっていつも楽しみにしてます^^私もジワジワ頑張ります^^ (2015年12月10日 20時) (レス) id: c1faff7fd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちよさん。 | 作成日時:2015年11月16日 20時