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部屋に入っても、何も喋らない祐希。
『祐希、どうしたの?』
石川「なんで、」
『ん?』
石川「なんでまささんなんだよ。」
祐希から出たその言葉は、酷く冷たくて、
私の全身の筋肉を硬直させた。
祐希には…わかっちゃったんだ…
石川「なんで柳田将洋なんだ。」
祐希の中で何かが切れてしまったのが、私にもわかった。
石川「A、」
祐希は私の腕を掴み、私の体を壁に押し付けた。
するとすぐに上から噛み付くようにキスをする。
痛い、痛い
『ゆ、、、、ぅき、、、や、め、』
体を動かそうとしても、祐希に抱き締められているがためにうまく動かない。
『やめ、、、、、て、、、』
抵抗する体力もなくなり、倒れそうになる。
その隙に私を抱きかかえ、ベッドに押し倒した。
祐希に言いたいことはたくさんあるのに、何一つ言葉になってはくれない。
石川「まささんだけには、奪われたくないんだ。」
いつもの優しい祐希じゃない。
怖い。やめて。ねぇやめて?
まささん、助けて…
不意にまささんの顔が浮かぶ。
それがわかったかのように、祐希は私の首筋へと唇をうつし、ワンピースのファスナーに手をかけた。
もう…ダメだ…
ごめんね。祐希。ごめん。
まささんを好きになって、ごめんなさい。
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もえぴー(プロフ) - はやてさん» ありがとうございます!!これからも宜しくお願いします(*^o^*) (2015年12月17日 16時) (レス) id: b2566d0c03 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - そんな風に言ってもらえると照れます((ショックですと?いや、もう素敵すぎて叫びたいくらいです^ ^今回もドキドキさせていただきました///はい、今まで読む専だったんですけど…更新遅いですがよろしくお願いします(-∀-`;) (2015年12月15日 20時) (レス) id: c1faff7fd5 (このIDを非表示/違反報告)
はやて(プロフ) - もうめっっっちゃどきどきします! (2015年12月15日 20時) (レス) id: 84dc18dc2d (このIDを非表示/違反報告)
もえぴー(プロフ) - ハルさん» ハルさんのコメント、毎回すごく嬉しいです(T ^ T)なんだか急展開してしまって文章力の無さに自分でショックを受けてます笑 ハルさんも小説を書き始められたんですね!!(*^o^*)読ませていただきますね!! (2015年12月13日 17時) (レス) id: b2566d0c03 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - うわぁぁぁぁ/////ちょっと、もうやばいです、続きがっ!全然不快になんて思ってないですよむしろ手がどんどん次に進みました♪♪もえぴーさん更新されてないかなーっていつも楽しみにしてます^^私もジワジワ頑張ります^^ (2015年12月10日 20時) (レス) id: c1faff7fd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちよさん。 | 作成日時:2015年11月16日 20時