Royal diary【Yuto Nakazima】

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そしてまた、普通の１日が...









・









中「Aーーーー！！！！！」









始まってはくれなかった。







「...中島裕翔、学校では親しくしない、と言ったはずよ。」

中「あれ？それ俺返事してないよね？

だから、い、や、だ ！(笑)」


「はぁ...。」

ずっと平穏な暮らしをしたい私にとって今の裕翔は少し、いや結構厄介だ。


裕翔が言ってることもやってることも
間違ってはないけど、


この学園には相応しくないから。







「お願いだから。あなたにも、私にも悪い影響があるわ。」





なのに。




中「その分いい事もきっとあるでしょ？


俺はAと居るだけで幸せだから、それでいい。」







あーあ、そんなこといって。









中「ん？どーしたの？顔うつむけちゃって。

あ、もしかして...嫌だった？

俺と一緒、どうしても、嫌...？」









嫌じゃないって思わせちゃうんだから、反則だ。







「...もういい。好きにして。」

中「やったぁ！((ニコ))」








もういい。







そうやって、









裕翔は笑顔で居続けてくれれば、それで。









この薄汚い私の心なんて、

知らなくていいの。

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