Royal diary【Yuto Nakazima】

18−Yuto Nakazima− ページ19

圭人だ。ここにいるのは間違えなく圭人。




でも、何で？






確か、アメリカへ...。









「...岡本、お客様よ。









明日から晴れてうちの学校へ入学する事になった、中島裕翔さん。」



岡「...左様でしたか。

いらっしゃいませ、





中島裕翔様。」


中「...いや、圭人、」


岡「私はA様の専属執事をさせて頂いております、岡本です。

以後、お見知りおきを。」


お見知りおきも何も、
幼稚園から中学まで一緒だったよ！



なんで、そんな他人行儀なの？

ていうか、なんでここに居んの？


中「...ｯ､圭t」
？「Aーー！、おかえり！寂しかったよぉ、」







え、







「...お兄様、重いです。」







慧「えぇー？あ、裕翔。」




、慧...君？！




慧「...なんで裕翔がここにいるの？」


中「...明日から、Aと同じ学校に行くんで。」




慧「...ふーん。まっ、どーでもいいや。

え、どーでもいいの？！


慧「Aー、仕事疲れた、肩揉んでー？」


「いや、なんで私なんですか、部屋付きの整体師がいるでしょう。」

慧「えぇーAじゃなきゃヤダー。」

「...分かりました。ちょっと部屋で待っててください。









客人を、案内してから行きますから。」

慧「...






そんなの、








岡本に任せればいいじゃん？」


「なｯ､」


慧「ね？俺疲れちゃったの。いいでしょ、A？」







試すように笑う慧君はちょっと怖くて、

昔と変わんないと思ってたけど、

どこが変わったのかわかんないけど、







違和感を感じた。









ねえ、









どうしてAはそんなに顔を歪ませてるの？








「...ｯ､...ごめんなさい、裕翔。


すこし、広間のソファで待っていてくれない？」



中「ん？あぁ、いいけど。」


「岡本、お願い。」

岡「かしこまりました。」

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