ep.2 ページ3
「キヨー。大学行ってくるね。あ、あと今日はまふくん達と遊んでくるから帰るの日付変わると思う!」
「んー。了解。帰り気をつけろよー」
「ありがと」
キヨってさうるさいけど本当にいいやつだよね。
うるさいけど。
しかも顔はそこそこ。
なのになんで彼女できないんだろう?
やっぱりうるさいからかな?
なんてキヨに彼女がいる所を想像したら胸がズキっと痛くなった。
「なんだろ…?」
「…でさー本当に困るんだよね。私の彼氏」
「…へ?」
「Aー?もしかして話聞いてなかったの?」
「あーいや!聞いてたよ。茉莉が彼氏のことで困ってるんだよね?」
「本当に聞いてたの?まぁいいや。」
と言って自分の悩みを打ち明けているのは友達の茉莉。
大学でできた可愛くて優しい自慢の友達だ。
「ねぇ茉莉。好きって何?」
「えー突然なにw」
「なんとなく気になってw茉莉がいつも楽しそうに彼氏の話するから」
「うーん…その人のことを考えるだけで幸せになったりとか。いなかったら寂しくなったりとか。他の女の子といるのを見てモヤモヤしたら好きなんじゃないかな」
「へー難しいね」
今のところ私には''好き''って思えるような人はいない…か。
「あとはモヤモヤだけじゃなくてズキってすることもあるよねー」
ズキって今日どこかであったような…
どこだっけかな…
「じゃあ茉莉は今の彼氏にそういう感情を抱くわけか。なんかいいねー」
「なにそれ。なんか照れる」
そう言って軽く頬を軽く紅く染める茉莉はとても可愛い。
これは彼氏さんが惚れるわけだ。
はぁ…彼氏ほしい
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そらふ | 作成日時:2017年10月29日 22時