やっぱり ページ21
午前10時
ここ数週間全員休みなしで働いたからそのご褒美って丸1日お休みをもらった
もちろん全員やで
丸「そうですし、ますし、おすし！！」
全「(爆)」
リビングからわたしの部屋まで響く男7人の笑い声
だるい、だるすぎる
あ、ちゃうで？まるちゃんがだるいとかじゃないねん
なんか体調悪いねんな
ちょっとこれはあかんわ…
ベッドから出られへん
コンコン
安「A？入ってもええかな？」
「…しょうちゃん？はいってこんといて〜」
ガチャッ
安「入るで〜」
ガチャン
「アカンいうたのに(笑)」
安「何でそんなんいうのよ〜…ってやっぱりー！」
ぴとっ
額に手を当てられる
安「あつっ！ほらー、やっぱりな…もー！！！」
ちょっと怒られてるけどなんだかしょうちゃんが可愛くてニコニコしてたら
ペちっ
「なにニヤニヤしてんの〜(笑)」
頭を軽くはたかれた…と思ったら手を乗せられただけだった
安「あつい？さむい？どっち？」
「あつい」
安「よかった、あついならこれ以上あがる心配はないかな〜とりあえず熱はからな…体温計持ってくるわ」
ガチャっ
錦「おわっっ！！びっっくりしたぁ〜！え、章ちゃん？！！」
安「おーー、亮か！ごめんな〜！」
錦「どしてん」
安「やっぱり熱出してんな〜今体温計取り行こうと思って」
錦「えっ、章ちゃんここに居ってよ俺取り行くわ」
安「ええの？ありがとー！」
錦「A、なんか食べたいもんある？…顔真っ赤やなあ、しんどいなぁ…」
なんでりょうちゃんがしんどい顔してるの(笑)
「うどん たべたい」
錦「ん。待っとき」
ポンポン
イケメンか。
そしてりょうちゃんはリビングに向かおうとする
「あっ。りょうちゃん、みんなには…」
錦「あーー、はいはい」
と、部屋を出て行った
錦「ちょーっ、Aが熱出したってー！！」
「えっ」
言うてるやん…
安「気遣わんでええからゆっくりしとき」
そう言って布団をかけなおされた
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作者名：茅留 | 作成日時：2020年3月26日 12時
