初お友達。 ページ7
それから約一時間ちょっと。
私と他の新入生達は無事入学式終了を迎えていた。
そして今は退場した後。体育館内にもう一度戻り組分けとクラス選定をするらしかった。
にしても
｢組分けはわかるけど………クラス選定ってなんだろう？｣
やっぱクラスなんだから、能力が高いとか低いとかやるのかな。でもなんの能力……？？
と、そんな事を考えてるうちにいつの間にか先生らしき人が体育館壇上に上がってきた。
先｢えー、それでは組分け結果…の前にクラス分けをしたいと思います。
新入生の皆さんは入学式の時の席に座ったまま、名前を呼ばれたら出てきて下さい。｣
そう言うと先生は席順に名前を呼び始めた。
そうしてついに私の隣の子番。
次私だ、どうしよう((
先｢白亜 カナさん。｣
白｢はい。｣
そう言うと先生は彼女に透明な水晶玉のようなものを手渡す。
途端、水晶玉は綺麗な緑色の炎のような物を出し始める。
先｢はい。貴方はAクラスですかね。どうぞ｣
白｢ありがとうございます。｣
先生は彼女に三つ星がデザインされているバッチを彼女に渡した。
………あ、次私だった。(
先｢では、白川 Aさん。｣
｢はい！｣
素早く席を立ち、壇上へと向かう途中。
さっきAクラスの判定を受けた子が隣を通り
過ぎようとしたとき。
白｢…がんばってね*｣
｢へっ？……あ、うん！｣
なんか間の抜けた声出しちゃったなあ。(
でもなんか幸せ((
とか感じつつ壇上についた。
先｢さあ、持ってみて｣
と、先生に持たせられたのは先ほどの水晶玉。
はい、と言いつつ受けとると途端に何故か
水晶玉から全体的に水が浮き上がって、
ついには持たせられていた手が水に覆いこまれてしまった。
｢え、…………え？？｣
先｢はい、貴方は……Aクラスね。どうぞ｣
｢あ、ありがとうございます｣
なんだかわからないうちに水晶玉を先生に返して、代わりにバッチを貰う事になった。
席に着くとさっきの子が嬉しそうに話しかけてくる。
白｢ねぇ、Aちゃん、クラス一緒だね！
寮とか一緒になると思うし、仲良くなろーね！＊｣
｢うん！カナちゃんだよね？これからよろしく！｣
和気相合と話しているとどうやらクラス選定が全員終わったようだ。
バラバラと新入生達は外に出始める。
白｢ね、外に組分け表あるから一緒に見に行かない？｣
｢いいよー。組も一緒だといいね！｣
そう言うと私達はまた話ながら外の組分け表を見に行く事にした。
NEXT:高等部1年3組A寮生！
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Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - とっても面白いです！続き待ってます！ (2019年1月8日 16時) (
レス) id: 410f0c8008 (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - 初めまして！にち℃さん、私も魔法学園の小説を書いています！更新頑張ってクダサイ、応援しています！ (2018年12月3日 22時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
月夜姫の理想郷(プロフ) - 人物紹介は性別を書いた方が良いと思います。頑張ってください、応援してます。 (2017年5月27日 12時) (レス) id: ba831143d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にち℃ | 作成日時：2017年5月22日 19時
