小さなウソ ページ9
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この家に私以外の声が響くのは初めてかもしれない。
イェソンさんですら、会話というより用件だけのやり取りだから。
「ねー、ヒョン、奥さんの紹介してよ」
フワフワ頭の可愛らしい男の人がイェソンさんをつつきながら私を見ている
YS「Aだ。」
いくつなの？結婚までの馴れ初めは？
次から次へと質問が続く。
「ヒョン……それは紹介じゃなくて名前を言っただけでしょう。」
隣にいた背の高い男の人が呆れた表情でワインを飲んでいる
「じゃあ、僕たちの紹介もして下さいよ」
YS「こっちがキュヒョン。バーデンダーだ。
で、こっちがリョウク。パティシエだ。」
RW「うっわぁ、何そのザツな紹介……
信じらんない！！
初めまして。リョウクです。
ヒョンのお店で、パティシエやってます」
ニコッと微笑む顔がキラキラしていて凝視できない……
KH「僕の名前はキュヒョン。
ヒョンのお店で、バーテンやってます」
背が高くてつい見上げてしまう
「私はAと言います。
よろしくお願いします……」
名前だけ伝えて、イェソンさんに
「私は自室にいるので何かあったら呼んで下さい。」
と、小さな声で告げ、お２人に会釈をして階段を上がろうとすると
RW「Aちゃんも一緒に飲もうよ。
ヒョン、いいよね？」
リョウクさんに呼び止められ、咄嗟に
「あの………お気持ちだけで。
私、お酒が飲めないので……申し訳ありません」
KH「だったら、ジュース作ってあげる」
キッチンに向かったキュヒョンさんが慣れた手つきでシェイカーを振って、あっという間にジュースが出来ていた。
結局、逃げることもできず、私も参加することになってしまった
RW「Aちゃんっていくつ？ヒョンより年下
だよね？」
＿＿＿私、イェソンさんの年齢を知らない……
YS「女性に年齢なんて聞くものじゃないぞ」
RW「もし、僕たちより年上ならヌナでしょ？」
YS「リョウガとキュヒョナはいくつだ？」
RW「もうすぐ30だよ。ヤダヤダっ」
KH「多分25〜6じゃないですか？それとも、もっと若い？」
「いえ、26です。」
そう伝えると
KH「やっぱりヒョンは……犯罪レベル(笑)」
と笑ってワインを飲み干した。
RW「Aちゃん、突然お邪魔してゴメンね。
今度、お菓子を持ってくるね。」
「またいつでもどうぞ。」
玄関まで2人を見送り、ドアが閉まった瞬間、
これでよかったかな？
初めての演技にドキドキが止まらなかった
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向日葵(プロフ) - manmaruuさん» 初めまして。コメントありがとうございます(*^_^*)完結した作品を読んで頂きコメントを貰えるのはホントに嬉しい限りです！作者にとっても思い入れのある作品になりました。一緒に楽しんでもらえますように☆これからもお付き合い下さいね( *´艸｀) (2019年10月1日 22時) (
レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
manmaruu(プロフ) - コメント失礼します！superjuniorのイェソンさんとしての恋愛物語を好んで読んでましたが、向日葵さんの描き方がすばらしく、すぐに物語に入ることができました。イェソンさんもリョウクさんもキュヒョンさんも性格のクセはそのままに本当に楽しませて頂いています！ (2019年9月29日 23時) (レス) id: 786210485f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - ayaさん» 初めまして。コメントありがとうございます！一緒に感情移入してもらえると嬉しいです(*^^*)この先も楽しんでもらえますように♪ (2019年2月20日 8時) (レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 他のお話たくさん拝見させて頂いてましたが、こちら初めて読みました。もう序盤から涙を流してグズグズなりながら読んでいます(ノ_＜)一気に読めてありがたいです。胸が痛くなりながらも優しくなってきた兄さんにやられてます！続きも楽しみます！ (2019年2月18日 21時) (レス) id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - しあじゅんちゃんさん» しあじゅんさん、初めまして！コメントありがとうございます！今日中にパスを外しますのでもう少しお待ち下さいね。 (2016年8月20日 14時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2016年5月22日 5時
