今から会いに行く＊YS＊ ページ25
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‐YS side‐
キュヒョナの一言に触発されたのか
俺はやりきれない思いを口にした
YS「今から探して会いに行く」
KH「会いに行ってどうするんですか？
無理矢理連れ戻すんですか？謝るつもりですか？そんなの馬鹿げてる。そんなことしても意味がないでしょ。
もし、リョウガといたら……冷静でいられます？」
淡々と話すキュヒョナの言葉は耳を素通りするだけ。
＿＿＿きっと、リョウガといるはず。
俺の勘だけど………
KH「そもそも、彼女のこと＿＿＿
どこまで知っているんですか？
名前と年齢と、他には？
距離を縮めなかったのは、ヒョンでしょう。」
確かにそうかもしれない………
父親の命令。
女には不自由しない生活。
好きなようにさせてくれるから、バカみたいな契約結婚の条件を承諾した。
彼女は
今までに会ったことがないような子だった……
初めて会った時
緊張で震えながら必死に挨拶をして
俺のために尽くそうと一生懸命で。
名前と年齢しか知らない。
それは、今も同じ。
家に帰ると朝方で。
庭先のプランターに人影を見つけた。
まさか、帰ってきたのか？
慌てて近づくと、小さい頃から母親のように慕っているキムさんだった
「お帰りなさいませ。如何なさったんですか？
息を切らして………。
ジョンウンさん、奥様はお元気ですか？」
YS「なぜ？そんなこと？」
「いえ、毎日プランターに話しかけながら水やりをされていましたから。
最近、姿をお見かけしないので体調でも崩されたのかと………」
YS「彼女は毎日どんな生活を？」
「詳しくはわかりませんが、大型スーパーまで歩いて買い物に行かれたり。歩いて30分以上はかかるのに、頑なに車を拒否されて……
外出もあまりされていなかったようですよ。」
そういえば、渡したカードの利用履歴がなかった
生活費は、どうしていたのか。
服装もメイクも決して派手とは言えない。
ほとんど素顔に近い感じで。
俺と出会う前は働いていたのか？
恋人がいたのか？
気づけば、知りたいことが増え
彼女に執着している自分がいた。
だけど、探す術もない。
リョウガの家も知らない。
彼女の電話は、電源が切ったまま……
リョウガにかけてみると
鳴り響くコール音が留守番電話の案内に変わる。
YS「くっそ……っ、」
思わず携帯を投げ捨てた
壁に当たり、無惨に床に転がる携帯に舌打ちし
煙草に火をつけた
車のキーだけ握り、向かったのは
リョウガのいるカフェ………
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向日葵(プロフ) - manmaruuさん» 初めまして。コメントありがとうございます(*^_^*)完結した作品を読んで頂きコメントを貰えるのはホントに嬉しい限りです！作者にとっても思い入れのある作品になりました。一緒に楽しんでもらえますように☆これからもお付き合い下さいね( *´艸｀) (2019年10月1日 22時) (
レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
manmaruu(プロフ) - コメント失礼します！superjuniorのイェソンさんとしての恋愛物語を好んで読んでましたが、向日葵さんの描き方がすばらしく、すぐに物語に入ることができました。イェソンさんもリョウクさんもキュヒョンさんも性格のクセはそのままに本当に楽しませて頂いています！ (2019年9月29日 23時) (レス) id: 786210485f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - ayaさん» 初めまして。コメントありがとうございます！一緒に感情移入してもらえると嬉しいです(*^^*)この先も楽しんでもらえますように♪ (2019年2月20日 8時) (レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 他のお話たくさん拝見させて頂いてましたが、こちら初めて読みました。もう序盤から涙を流してグズグズなりながら読んでいます(ノ_＜)一気に読めてありがたいです。胸が痛くなりながらも優しくなってきた兄さんにやられてます！続きも楽しみます！ (2019年2月18日 21時) (レス) id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - しあじゅんちゃんさん» しあじゅんさん、初めまして！コメントありがとうございます！今日中にパスを外しますのでもう少しお待ち下さいね。 (2016年8月20日 14時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2016年5月22日 5時
