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・
「リョウクくん…」
って呼ばれて
「なあに？」
って返事をする
そんなやりとりをくり返すと
あのね………
ゆっくりヌナは重い口を開いた
どうしても好きな人の子どもを産みたくて、自らシングルマザーを選んだこと。
誰にも相談せず一人で育てることを決意したこと。
家の近くのファミレスでオープニングスタッフとして働いて、店長と出会ったこと。
店長が……
急に詰まる声。
「大丈夫。ヌナ、落ち着いて話して？」
ヌナは、涙を溢しながら
「最初はすごく優しかったし、私の家庭環境も受け入れてくれた。ホントに尊敬してたの。
だけど……いつの間にか愛情表現が強くなって
あの日。
私………
店長に無理矢理…抱かれた
忘れたいのに忘れ、られ、なくて……
体を必死で擦っても頭が覚えてる……
助けて…
リョウクくん……」
ヌナ……
僕は言葉を失った……。
ヌナの震える体を抱きしめようとすると
「私の体、汚いから触らないで(笑)」
僕の体から離れようとするヌナを力づくで抱きしめた
「もう疲れちゃった…」
ヌナのぐちゃぐちゃな泣き顔。
僕はそっと涙を拭って頬に両手を添えた
「もっと頼って…甘えて…
僕は大人になれないけど、ヌナのためなら何でもするから……
自分を粗末にしちゃダメ！わかった？」
拭っても拭っても溢れる涙
そっと、おでこにキスをして
「僕が守るから…」
「ありがとう…」
その言葉と同時にヌナはその場に崩れ落ちた
ズルズル……
力なく床に崩れ落ち倒れたヌナ。
「えっ？なに？ヌナ！ヌナってば！大丈夫？」
咄嗟に抱きかかえて布団に運んだ
額にはうっすら汗が滲み出て
顔色がなくなり、真っ白だった
「大丈夫。僕がいるよ。」
ヌナの汗を温かいタオルで拭いた
視線を移すと、首元もうっすら赤くなっていて
締め付けられそうな気持ちになる
店長が許せない……………
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
