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・
車内に流れる軽快なBGM
ラジオのDJが楽しそうに話している声だけが響いて
私たちは、黙ったまま。
「Aさん、甘いものは好きですか？」
唐突な質問に
「えっ……あっ、好きです」
「じゃあ、○○ホテルのケーキ、ご馳走しますよ。
最近、雑誌にも取り上げられて有名になったパティシエ、実は友だちなんです。」
そんな説明を聞く間にホテルに着いて、広いロビーの一角にあるカフェで店長お墨付きのケーキをご馳走してもらった
赤くて熟したイチゴのケーキに紅茶。
「美味しい……」
思わず呟くと
「よかった。ゆっくり味わって下さい。」
急に体がフワッとして
瞼が重く感じる………
何だかおかしい。
眠くて仕方ない…
「………さん？」
「…………Aさん？」
どこからか私を呼ぶ声。
誰？
私はまるで夢の中にいるみたいに、そこからの記憶が途切れた
ふと目を覚ませば
見慣れない天井とフワフワのベットに寝かされている感触
「あっ、やっと起きましたね(笑)」
この声…………
ふと隣を見ると、タバコを吸う店長がいた
「あの…………私……」
まだ頭の中がボーっとして動かない
「おかしいな。薬の量、間違えたかな…(笑)」
小さな粉薬みたいな袋をチラチラ見せつける
「はい、これ、なーんだ？」
口角を上げてニヤニヤ笑う店長が本気で怖くて、逃げようとするけど体が動かない……
ドサッ
私の上に跨がり
「これ、睡眠薬(笑)
Aさん、よく眠れたでしょ？」
だんだん近づく店長の顔
「イヤっ…………！！！」
私の手首をギュっと押さえつけ、乱暴にキスをする
タバコの味が苦くて、自由に動く舌が怖くて
ただ涙を流すしかできなかった
だけど、それが余計に興奮したのか
「ヤバい(笑)ゾクゾクする(笑)」
まるで、TVの真似事のようなセリフと抱き方を楽しんで私の体を弄ぶ
地獄のような時間
「イクよ………っ！」
その瞬間＿＿＿＿＿
私の脳裏には
ラムネをくれたリョウクくんの顔が思い浮かんだ
ツライ……
助けて…………
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
