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ぎこちない空気を壊すために。
じゃないけど、おみやげのプラレールを渡した。
「これで全部つながるよ。」
そう。
部屋に閉まったままのプラレールとこれをつなげたら長い線路ができる。
Aの顔をチラチラ見ながら伺っている
「リョウクおにいちゃんからプレゼントだって」
「やった〜！あけていい？
おにいちゃん、こっちきてよ！！」
手招きされてベッドの端に座る
2人で箱を見ながらベッドの上に広げると
「おかあさん、リョウクおにいちゃんにコーヒーかってきてよ！コンビニのやつ、おいしいんでしょ？」
まるでAを追い出すようにコンビニに行かせると
「おにいちゃん、、、
このまえはごめんなさい。
ぼくね、ほんとはね、さびしかったの。
おにいちゃんも、おかあさんも、うそつきだとおもったの。」
こんな小さな体でいろいろ考えていたかと思うと胸が苦しくなる
「お兄ちゃんの方こそゴメンな。
いっぱい寂しい思いさせちゃって…………」
ううん。と首を振りながら
「リョウクおにいちゃんに…………
だいすきなおかあさんをあげるっ！
リョウクおにいちゃんのこと、だいすきだから。
だから
ぼくのおうちにきて？
いっしょにすみたい……」
手には最新の新幹線を握りしめながら、僕の顔をおずおずと見上げる
「お母さんは、いいよ。って言ってくれるかな？」
「うん！だってね、へやのかたづけしてたよ。
また、さんにんでおはなししながらねようね。って」
しばらく会わない間に、いろいろ考えていたかと思うと愛おしくて。
早く病室に戻って来ないかソワソワしてしまう
「ただいま」
腕に白い袋を下げて、両手にはコーヒーを持って
ようやく帰ってきた
「はい、熱いから気を付けてね」
渡されたコップからコーヒーのいい香りがする
「はい、大好きなコーヒー牛乳ね！」
「ぼくだけ、こどもみたい………」
拗ねる姿に、Aと同時に吹き出して
「なんで、わらうのっ！！」
完全に機嫌を損ねた顔も可愛くて
すべてが愛おしい。
病室で大笑いなんて不謹慎だけど、
久しぶりに笑った気がする……………
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
