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頭の中がもやもやして
目を閉じるのに眠れない
水を飲もうと寝室からリビングに向かうとソファーに突っ伏して眠るA
「風邪、引くよ……」
近くにあったブランケットをかけると
ピクンと肩が動き、ゆっくりと起き上がる
「……リョウク、くん……？」
寝ぼけているのか、珍しく僕を『くん付け』で呼ぶから
「ちゃんと布団で寝なよ。疲れが取れないから」
抱き上げようとすると、
「大丈夫っ、一人で行けるからっ」
俯いたまま僕の横を通り抜けようとするAの腕を咄嗟に引き寄せた
「きゃっっ！！！」
バランスを崩して、ソファーに倒れ込むAと視線がバッチリ合ってお互いに息を飲んだ。
パチパチと瞬きして目を逸らしたA
僕から逃げるように体を離してソファーに座り直す
「ねぇ、A……………
僕たち、このままじゃダメだと思うんだ。
どうしたらいいのかな」
ずっと打ち明けたかった言葉は、砂時計のように溢れ落ちた
「リョウク…………
ゴメンね、私のせい………だよね」
微かに聞こえるAの声が切なくて
抱きしめられずにはいられなかった
ふんわり香るシャンプーの匂い
「あったかい………」
僕の胸に顔を埋めて小さな声が漏れる
「今日は、こうやって寝ようか。
眠るまで抱きしめてあげる」
ふと僕を見上げ
「ありがとう…………でも、リョウクは？」
「Aが寝たらすぐ寝るよ。」
「じゃあ、一緒に寝よう」
Aの部屋に向かう
ほんの5畳ぐらいの部屋
久しぶりに並んで眠る布団の中
見上げた天井が違う
そっと触れた指
ギュッと握り返してくるから
負けじと握り返す
「あったかいね………」
クスッと笑うAをもう一度胸の中に納める
「いつか。
お互いにきちんと向き合えたら
その時は
もっとAの体温を感じたい……」
「うん……………頑張るね」
僕の頬に触れたのは…………甘い唇。
ゆっくり目を閉じるAが、心地よい夢を見れるように、髪を撫でながら寝息を耳元で感じていた
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
