＊20＊ ページ20
・
＿＿＿下着越しに触れる指
「んっ、っ、っ…」
「シッ、起きちゃう！」
ゆっくりとゆっくりとなぞる指に下着がひんやりする感触。
そっと端から潜り込んだ指が、入り口の辺りで焦らし始めた
欲しい刺激がオアズケで。
きっと私の目がおねだりしていたのか、
「欲しいんでしょ？(笑)」
私の返事を聞く前に埋め込まれた指。
もう的確に動くから、必死に声を出さずに耐え続ける
「はぁっ、やっ、んっ」
一度目の波が目の前に襲ってきた
ドクドクと鼓動が響き、じんわり汗ばむ体。
私の息が整わないのに
「起きる前に繋がりたい」
そう言って、私のナカに直に入ってくる
「やんっ、ぁん」
ダイレクトに奥まで突き抜ける痺れと気持ちよさ。
両足を折り曲げ、奥の奥まで浸いてくる
艶かしい音に耳を塞ぎたくなるけど、リョウクくんを煽るキッカケになったのか、いつもより激しく愛される
小さな波に揺られ、大きな波に飲まれ
「ヌナ……………
ゴメン、ガマンできっ、ないっ、」
リョウクくんの小さな呻き声と同時に私のお腹に生暖かいものが広がった
はぁ………
呼吸を整えてからティッシュでキレイに拭き取ってくれて。
「ヌナといると、理性がなくなる…」
もう一度、ギュっと抱きしめて
「僕、幸せだよ？これ以上は欲張らない。幸せが逃げそうだから(笑)」
リョウクくんは、私のおでこにキスをして…またスーっと寝息を立てた
体に余韻が残る私はシャワーを浴びるために浴室に向かった
浴室の鏡に映る私は
頬が紅潮して、体もほんのり赤みを帯びていた
３人分の朝食を用意して、洗濯機を回す
洗濯機の音とコーヒーの香り
ガチャ＿＿＿
寝室のドアを開けると、リョウクくんと息子が目を覚ましていた
「おはよ。ゴハンできたよ」
「はあい！」
二人で洗面所に走っていく
「ママー、おにいちゃんと遊んでもいい？」
私の服を引っ張りながらねだる息子に、すぐに頷けず困っていると
「おにいちゃんも帰らないといけないから、少しだけね！」
リョウクくんの一言に
「イヤっ、帰っちゃダメ！おにいちゃんのお家、ここでいいでしょ？一緒に住もうよ！」
これには、リョウクくんも困っている様子。
「こらっ、困らせないの。
また、遊びに来てくれるから。ね？」
説得しようとしても、イヤの一点張り
父親を知らない子だから、なおさらリョウクくんの存在が大きくなり始めている
不甲斐ない自分に悲しくなり涙が込み上げてきた
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
