＊18＊ ページ18
・
僕は指を引き抜いて替わりに舌を使って溢れるモノを吸い取った
「んっ、やん、はぁっ」
言葉にならない呻き声が叫び声に変わった瞬間、ヌナの体から力が抜けた
イッちゃった。
額には汗が滲んで肩で息をするヌナ。
もう待てない…
太股に当たる違和感を感じたヌナが僕の増長したモノをそっと触り始めた
「もういい？」
僕の腕をギュっと握ってその瞬間を待っているから、ゆっくり入り口で慣らして突き進んだ
「ひゃっ、んっ」
「ゴメン、痛い？」
首を振ってキスを求めるヌナ。
上半身を重ねると当たる位置が変わり、
「ぁんっ、んっ」
小刻みに震えながら声を漏らすから
「あっ、僕も、ヤバイ、イキそうっ、ヌナ、いい？」
もう一度。
キスをして
腰をグッと押し当ててスピードを加速した
「リョウク……」
その声と同時に二人で果てた
お互いの鼓動がドクドクとあり得ない速さで打つから
リョウクくんは私の体から離れて、ソファーに凭れるようにリビングの床に座った
薄明かりに照らされる背中に、うっすらと汗が滴る
それすらかっこよく感じて、無意識にその背中に抱きついた
「なに？」
さっきより落ち着いた鼓動なのに、身体中の血がざわついて、ジンジンと疼くから、リョウクくんの腕を引いてもう一度ソファーに倒れ込んだ。
「どしたの？(笑)」
そんな意地悪な一言も気にならない
だって
もう一度欲しいだけ。
もう一度
抱いて欲しい。
私の願いは言葉にしなくても気づいたのか
リョウクくんは、クスクス笑って私を抱きしめた
もう一度抱かれて……………
まるで海の中で泳ぐ魚のように
波にすべてを預けて
私は意識を手放しそうになる
「はぁ……ヌナ。
どうしよ、なんか、ずっとこうしてたい。
ヌナと抱きあってるだけで蕩けそうだもん」
私の中に潜んでいた女の一面。
自分から求めるなんて考えたこともなかったけど……
リョウクくんだから？
「ホントは、もっとしたいけど(笑)
今日はおしまいね。」
ふと触れた唇。
「もう……帰る？」
「うん。ねぇ、ヌナ？僕が帰ったら、ちゃんとシャワーして母親に戻るんだよ？今ね、最高に女の顔してるから」
いつの間にか着替えたリョウクくんは、
「じゃあね」
そう言って、ゆっくり唇を重ねて部屋から出ていった
リョウクくん
こんなに骨抜きにされて、女から母親に戻れなんてムリ。
今、別れたばかりなのに
会いたくて仕方がない。
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
