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僕は一度ヌナから体を離すと床に座った
このまま流されちゃいけない。
僕たちの関係が曖昧だから中途半端なことはしたくない。
ヌナもそうでしょ？
「ヌナ……
僕はいつも気持ちを伝えてるのに、ヌナの返事っていつも誤魔化してばかり。
今日は、ちゃんと聞かせて？
僕のこと、どう思ってる？
僕はヌナのこと…好きだよ。」
「私は……
リョウクくんのこと
男として見てる……」
決して好き。とか付き合って。とか僕の欲しい言葉じゃないけど…
それでも『男』として意識してくれるなら
「じゃあ、一線を越えても後悔しない？」
最終確認だよ、ヌナ。
頷いてくれる？
唇を噛みしめながら、うん。と頷いたヌナ。
「あのね…………」
「ん？」
「私、私ね……あの子の父親と……店長しか……経験したことなくて。だから……えっと、どうしていいかわからない……」
「大丈夫。僕だって余裕ないし(笑)
あの子の父親とは……？」
「一回限り。最初で最後の恋だったから…」
「じゃあ、店長とは……」
僕の声が震えるのがわかる。
「……………」
でも、同じくらいヌナも震えてた。
だけど、弱虫な僕は聞かずにいられなかったんだ。
嫉妬なのか
関心なのか
怒りなのか
心の中を渦巻く気持ちを押さえきれなかった
「ねぇ………」
僕の声があまりにも低いからか
それとも僕の表情が怖いからか
ヌナがビクッと肩を震わす
わかってた。
そんなこと聞いても仕方がないって。
だけど
ヌナに触れたのが
僕じゃなくて店長が先だったことがイヤだったんだ
まるでその事実に駄々をこねるようにヌナを困らせたかった
「店長は、どんなキスをしたの？
どんな風にヌナの体を触ったの？何回も？ヌナも好きだったの？」
目の前のヌナの目から次第に涙が溢れて嗚咽を漏らしてるのに、助けてなんかやらない。
ねぇ、ヌナ。
もっと泣けば？
僕の気持ち、わかる？
僕だって………
どうしていいかわからないくらい悔しくて惨めなんだ。
「店長と僕と………
どっちがいいか試してみる？」
もういい…………
タガが外れた僕はソファーに荒々しく倒した
衝撃で沈んだソファー
皮の軋む音。
ヌナの着ていたワンピースを捲りあげて、顔を沈めた
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
