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「僕がスーパーマンになるから。
好きな女を守れないなんて意気地無しだよ？
だから、側で見守らせて…？」
ヌナの目は真っ赤になっていて瞬きするだけで涙が溢れる
ゆっくり涙を拭って
僕は、頬にキスをした
「どう？イヤ……だった？」
ううん。と首を横に振るヌナ。
「じゃあ、これは？」
ゆっくりゆっくりと。
唇めがけて顔を近づける。
キスの予感を察知したのか
ギュっと目を閉じるヌナ。
チュッ
一瞬だけ触れて離した唇。
だけど、僕は…………
ほんの少しだけ野蛮なことを考えていた
もう少しだけ。って
ヌナもきっと受け入れようと覚悟をしていたのか
離れた僕の唇を見つめていた
ふぅ………
小さな声が漏れて、ガタガタと震えて…
床に踞るヌナ。
「ちょっ、どした？大丈夫？」
ゆっくり体を支えると血の気が引いて顔中に汗が吹き出していた
ソファーに寝かせ、冷たいタオルを持ってきて顔を拭く
はぁ、はぁ…
浅い呼吸をくり返して
ようやくしっかり目を開けた
「ゴメンね……………」
汗なのか涙なのか目尻から流れた滴
「大丈夫。大丈夫。」
ゆっくり目を閉じながら
「受け入れたい気持ちより、怖い記憶の方が強かった…」
トラウマになっている過去を消し去ることはできないから。
「朝までいるから。
ゆっくり休んで？布団に運ぼうか？」
首を横に振って
「リョウクくんの隣がいい……」
って。
「わかった」
僕はソファーに一緒に横になりヌナを抱きしめた
狭いソファーに大人が二人
寝そべるには無理があるからギュっと抱きしめると僕の背中に手を回しヌナからくっついてきた
さっきは拒んだのに。
どうしたんだろう？
「ヌナ………？」
僕の呼び掛けにふと視線を上げる。
「イヤじゃない？」
うん。小さく頷いて
「リョウクくん………」
次の言葉は見当たらないのか、黙ったまま。
「もう一回…………して………？」
ギュっと目を閉じて、僕からの行動を待つヌナ。
「いいの？って言うかもう聞かないよ。」
さっきより少しだけ。
強く唇を押し当て、角度を変えながらヌナの唇の感触を味わった。
「んっ、はぁっ………」
そっと漏れた吐息。
狭いから身動きできない僕たち。
キスだけ。
キスだけ？
「リョウクくん……」
そうやってウルウルの目で僕を煽らないで…
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ひまわり(プロフ) - みみももさん» やっと夫婦になれそうです(笑)お兄ちゃんからお父さんへ。幸せになってほしいな〜なんて願いながら話を書きました！こちらこそコメントありがとうございます♪ (2016年5月22日 5時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - やっとやっと夫婦に！ありがとうー！ (2016年5月21日 22時) (レス) id: 93553c412c (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» こちらこそ、いつもりんさんからのコメントを楽しみにしています。感謝です♪ (2016年5月11日 6時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウク（≧∇≦）ひまわりさんリョウクの話しありがとうございます。 (2016年5月10日 19時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りんさん» 不器用な二人ですが……ちゃんと思いが通じ合うように続きを頑張ります！いつもコメントありがとうございます♪ (2016年4月30日 8時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作成日時：2016年3月5日 1時
