131：手と足が一緒に出るほど ページ34
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『……美味しいね』
差し出された焼き串を1口、ゲンの表情を伺いながら咀嚼する。
目の前の彼は、前に向き直り、そして琴寧が1口食べた焼き串を食べ始めた。
ゲン｢やった、大成功♪｣
『タイムスケジュールに無理は無いのかい。君は千空やカセキのサポートで忙しいだろう。』
ゲン｢んーん全然！最近は龍水ちゃんから金巻き上げてろって仕事貰わないし、むしろ暇なくらいだよ。｣
『なら、後で一緒に龍水のところへお金を貰いに行こうか』
ゲン｢いーのよ琴寧ちゃん、俺の事は気にせずやりたい事やって。ちょ〜っと今いい感じの作戦思い付いちゃったから！俺もう行くね！｣
『……そうか』
無理やり食事をさせた割には、自分の食事を終えたら即座に席を立って去ったゲン。
自分では暇なくらいだと言っていたが、やはり忙しいのだろう。
忙しない彼の背中を一瞥し、琴寧は熱い焼き串を食べ進めた。
千空｢まだそんな格好してやがったのか｣
『着替えるタイミングが無くてな』
夜。
石神村の村民にとって、初めてのファッションショーが開催される。
興味のある者はランウェイに集まり、舞台がライトアップされるのを待っていた。
千空｢……まぁ丁度いい宣伝効果にはなるだろ！｣
『そうだね。さっき未来と一緒に司の所へ行ったんだが、彼女も私と同じ服を着たいと言ってくれた。』
千空｢買ってやるか｣
夕食後杠の手伝いに行っていた大樹とも合流し、いよいよファッションショーが始まる。
座ったままでは見にくいだろうと、大樹が琴寧を担ぎあげてくれた。
『ありがとう』
大樹｢杠の大作たちを見てくれ〜！！｣
『素晴らしい、みんな、現代人になったみたいだね』
金狼｢…！｣
初めて大衆の目に晒された金狼は、体を硬直させランウェイを歩く。
明るい照明に目を眩ませていると、一際背の高い、大樹の肩に座り笑う琴寧と目が合った。
『ふふ、金狼がこっちを見てるよ、千空』
千空｢テメーを見てやがんだ｣
暗い夜でも月明かりに照らされて輝く瞳に、また目が眩む。
なんだか視線がむず痒くて、急いで舞台袖に戻ると、杠にこれまたむず痒い視線を送られた。
金狼｢な、なん、何だ！！｣
杠｢いや〜、青い春ですなぁ〜！｣
金狼｢青…？春は青くならないぞ…？｣
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柏餅(プロフ) - 栗子さん» \(//∇//)\ (2月23日 11時) (
レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» あけましておめでとうございます〜！🐉⛩️🎍ハートのクイーンは今後も重要な要素なので注目されて嬉しいです！！✨今年もよろしくお願いします！！🫶 (1月13日 17時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 夢主ちゃんハートのクイーンが欲しかったのお嬢すぎて好きです！遅れましたが明けましておめでとうございます！ (1月9日 13時) (レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - マジで共感の嵐です！ (12月7日 17時) (レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» Dr.STONEの女の子ってマジでいい女ばっかですよね〜！最新話まで見てくれてありがとうございます！！🥳 (12月4日 23時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗子 | 作成日時：2023年10月3日 22時
