125：君とできたら ページ28
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『わぁ、すごい、すごい、ジャイロモーメントだ』
現代組が心配そうに彼女を見つめる中、石神村の村民にやり方を教えて貰い、早速糸を紡ぎ始めた琴寧。
後ろにはいつ彼女が飽きてもすぐに交代できるように、臨戦態勢のユーキが待機していた。
『ふふ、このコマ、表面を赤色と青色にしたら、紫色のコマが出来上がるね。』
銀狼｢そーなの？｣
にこにこと楽しそうに回転するコマを見つめる琴寧。
自分の後悔は杞憂だったのだと杠は安心する。
手工芸チームの紡いでくれる糸を織り機で布にするため、杠はその場を後にし大樹に任せる事にした。
大樹｢始めたばかりなのに、すごいなぁ！！もうこんなに長くできるようになったのか！？｣
『君たちを見ていたからね』
今回のコマだけの話では無い。
3700年前から、ゲームやおもちゃに触れることを一切禁じられていた琴寧。
正月に千空の元を訪れようと、白夜と彼が凧揚げやらで遊んでいても、父の目があり参加することはできなかった。
羨ましかった。
遊ぼうと思えば、父の眼差しは槍のように琴寧を串刺し息悶えになった。
『たのしいね』
大樹に目をやり、子供のように微笑む琴寧。
どんなに地道な根気作業でも、嫌な顔ひとつせず作業を続ける琴寧に、大樹もまた笑って作業を再開した。
ゲン｢あらまぁ琴寧ちゃん！そんなところで地べたに座って真剣に！｣
『ゲン、迫真の演技だね。』
10分後、未だ飽きずにコマを回し続ける琴寧の元に、どこに行っていたのか突然現れたゲンが胡散臭く現れる。
彼の隣には高く積み上がったドラゴと、疑心な目で彼を見つめる千空がいた。
『賞金かい？景気がいいね。』
ゲン｢琴寧ちゃんも参加する？1番長い糸を作れた人に賞金1万ドラゴ！｣
『生憎勝負ごとは嫌いでね』
ゲン｢これも勝負判定なのね〜｣
千空｢そもそもどっからこんな金…｣
千空がドラゴタワーの1枚を取り、ドラゴの2枚目以降が顕になると、どこまで捲っても真っ白な紙。
ゲンはそっぽを向き口笛を吹いていた。
千空｢おい｣
ゲン｢大丈夫〜！どっちにしろこの後ガッポリ入ってきちゃうから！｣
これから夏でしょう？
例の通気の良すぎ不良品の麻布でさ、デパート千空なら軽くて涼しい服、作れるんじゃないの。
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柏餅(プロフ) - 栗子さん» \(//∇//)\ (2月23日 11時) (
レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» あけましておめでとうございます〜！🐉⛩️🎍ハートのクイーンは今後も重要な要素なので注目されて嬉しいです！！✨今年もよろしくお願いします！！🫶 (1月13日 17時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 夢主ちゃんハートのクイーンが欲しかったのお嬢すぎて好きです！遅れましたが明けましておめでとうございます！ (1月9日 13時) (レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - マジで共感の嵐です！ (12月7日 17時) (レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» Dr.STONEの女の子ってマジでいい女ばっかですよね〜！最新話まで見てくれてありがとうございます！！🥳 (12月4日 23時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗子 | 作成日時：2023年10月3日 22時
